2021年01月23日
低温WETターマックの金曜日。SS3~SS7。
ロバンペラ選手のSS4オンボード映像
ターマック=舗装とはいうもののラリーにおけるそれはサーキットとは比べ物にならないほどの条件の変化と悪さがあるんですよね・・・
私の過去の話になりますが、ラリー仕様セリカ(2TG)で峠の夜間テストの舗装区間でタイム比較をしたところD社の舗装~締まったダート迄用途のSP82R 13インチ(時代が解る(笑))とアドバンHF-RD(こちらはインチアップ14インチ幅や扁平率はわすれましたが)の比較でラリータイヤの方がタイムが良かった事があります。
これは絶対グリップよりもダルな(というよりスイートスポットが広い)特性の方がスロットルを踏み切れるという事の証明なんですよね。
如何にドライバーインフォメーションの良いマシンか?素直に言う事を聞いてくれるマシンか?なのですよ。
ピーキーさとレスポンスの良さはまさに裏表の関係です。
Posted at 2021/01/23 14:12:51 | |
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WRC | 日記
2021年01月23日
FIAオフィシャル以外のRallyモンテカルロの動画を・・・これをみて解る事。
速い車両は、ブレーキ、ステアリング操作、アクセルコントロール、全ての動作をオーバーラップさせながらスムーズに行った車両は動きに途切れが無く(安全)ロスがありませんよね。
”途切れがある=各部分へのGのかかりかたが不安定になり挙動を乱す”ということにもなります。
このスムーズな操作を行うにはドライバースキルもありますがそれを受けるマシンの性能(チューニング)があるのです。如何に正確にドライバーの意思をマシンに伝える事ができるか?
ポテンシャルそのものも大切なのですが、それ以上に大切なのが運航状態をドライバーに伝えてくるインフォメーション伝達とドライバーの入力を受け止める車の伝達と実施能力なのです。
今の世代の車の制御信号伝達のメカニズムから言えば適切なアーシングとヒューズチューニングはかなり有効と信じています。旧い世代の考え方のチューニングだけでは上に限界があるのです。それにプラスして今の考え方が必要になるんですよ。これはパワー関連だけではなくドライバーの意思を車に伝える速度を上げる事に繋がりドラテク向上にも繋がるのです(その具体例が私のiQ.スロコンやECUプログラムチューニングは行っていません)。
そしてドラポジは、車のチューニングの基礎ですし、普段から意識していないと車との対話の感覚は身に付きません。普段の運転こそがトレーニングなのですよ。そこに追加して様々なドラテクが結びついてドライバーは進化するのです。
そういうことからドライバー能力が愛車の能力に比例するといっても良いと思います。
タイヤの性能差は余程じゃない限り連携操作が上手くいけば詰める事ができますよ。
Posted at 2021/01/23 09:48:49 | |
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モータースポーツ | 日記