2021年07月30日
私の好きなオールドスクールなホモロゲーションモデル”SIMCAラリー”。
1.3LNAのリヤ駆動は同じく私の好きな”日野コンテッサクーペ”と同じ・・・
ヘッドをHAYABUSAに換装して10000rpm回すことで160Hpを発揮。
私の好きなチューニング手法。
NAだとトルクの特性が回転数に準じて盛り上がるから駆動系へのストレスは過給機付きよりも少ない(ただし操作方法によるけど・・・過給機付きもそういやそうだ(笑))。
ただ、高回転型ヘッドに換装しても腰下も考えてかなりチューニングしないと実際にはものにならないんですよ。
1NRのピストンボアは確かKAWASAKI ZXR12のピストンと同じだったと記憶している(いつのものか忘れたけど・・・)。
でもボアが同じでも、バルブリセスの位置や形、ピン径、ピストンハイト、スカート形状もろもろあるからとてつもない事前調査と試作が必要なんですね。
ヘッドの換装にしてもヘッドボルトの位置や径はどうなんだろう?ガスケットは?冷却水路やオイルラインは?
そんな事を考えていたら、米国のビレット社他にピストン、クランク。コンロッドのオーダーをした方が間違いないんじゃない?と思う次第で・・・
とりあえず見積もり依頼だけはしてある。
高回転を目指すには燃焼室形状やポート形状、カムプロファイルや作用角やリフト量を考える必要があるんだけれどこれをやろうとするといくら資金があっても足りない。
私の考える1NRスペシャルはヘッドのチューニングはそこそこで、動態系のマスを小さくしてピストンスピード上限を上げるという手法。今のピストンスピードは16.1m/sを少々上回る程度だけど20m/sまでいけば・・・
上限回転数を7500rpm程度にすれば150Hp程度にはなる、と計算でははじき出せたんですよね。
駆動系へのストレスは大体がトルクによるものなので、混合気の量を増やしてトルクを上げその結果から馬力向上を得る過給機チューニングよりは余裕があるはず(これは相対的なものなのでやはりストレスは増える)。
スペシャルエンジンを組みたい欲求はあるものの資金が無い事には夢・・・
某S耐エンジンを組んでいるエンジン屋さんにオファーをしたけれどスルーされる(笑)。だから組む時は私が自分の室内で組みますぞ~
この業界、他人は信用できません(笑)
Posted at 2021/07/30 19:28:10 | |
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