走りこんで車両の状況を把握しておかなかったためにセッティングミスを犯して散々だった”Cronoscalate in HACHIKITA”。
そのような事が無いように現状を把握しておくためにサーキット走行での全負荷走行を行ってきました。
動画はGoPro5で撮っているのですが今回はスマホでの遠隔操作が上手くいかず、手動で操作しているためにやたら長いです申し訳ございません
朝一の走行枠にしたために結構準備が忙しかったです。いつもみたいに二枠目にしておけば良かった。GoProとスマホの通信連携はへそを曲げるとなかなかできないんですよ(腹が立つ!それにWindous10以降の対応動画ソフトは公開可能Verだと有料ばかり。費用対効果や有益性を考えたら微妙・・・)
朝一枠にした理由は走行準備が終わってからピットロードの路面温度を測って・・・
既に30℃を超えていたから。
走り始めて3週目でセカンドベスト。その後の周回からはタイヤの温度上昇のために内圧が上がってきているせいか徐々にタイムダウン。0.5秒落ちたところの8周目でピットインでFrタイヤの内圧だけ自分ベストの内圧に調整する。Rrは良い具合に流れるのでそのままで。
ピットアウトして2周目で本日ベスト。その後の時間枠終了までの5周は全て0.3秒差内で走行できました。アタックではなく、データーを取ったりセッティングを行うためにはその時の自身の100%近い走りを安定して続けられなければいけません(そうじゃないと影響具合がわからない)。
今回の確認事項
・カーボンナノチューブペースト施工後のシステムへの影響
スロットルレスポンス、パワーフィーリング、トルクのツキ
・Antistatic diffuserの効果
・R888R 205/40-17のミニサーキットにおける利便性
・タンクタイガー投入時のフィーリング確認
・平均燃費(車両についている燃費計)や乗り味
・シート角度とシフトノブを変更した効果
カーボンナノチューブペーストの効果はデカい!特にトルクのツキ(スロットル開度に対する車両の応答性)が良い。これは燃料噴射量やタイミング、吸気流量や走行状況のフィードバックと制御の速度が早くなっている証。
走行後に急な長い坂を登って出るんですがこの坂を2速パーシャルで登れるようになっていたのは驚き。
平均燃費計で1Km/L以上燃費が良くなっている(13.4Km/L)。サーキット走行を含めた燃費が11.4Km(以前だと10Km/Lを切っていた)。
タイヤ内圧を285Kpaに調整したSタイヤだと初期の突き上げ感があるのだけれどこれがかなり少ない。それに乗り心地が良い。サーキット走行時の減衰値は最大から1クリック戻した状態(最大で走っていると最悪調整ニードルがロックするのでそれを防止するため)。Sタイヤ用減衰の”アタックスペシャル”なのに柔らかいなんて?
これらはAntistatic Diffuserによる車体下部空気流の変化とタイヤハウス内の巻き込み風滞留によるタイヤハウス内圧力上昇が抑えられているため。また、タイヤコートHG+の効果も大きい(これはSタイヤのサーキット走行時での減り具合の均一化にも貢献)。
シート角度を変えてみてHANS使用時の首のストレスが軽くなる事も確認できた。シフトノブの高さを僅かに上げて重くした効果も感じられた。特に左コーナー時(顕著なのがブーメランコーナー後の左コーナー)に右手でステアリング保持しながらシフト操作をする時に余計な力を必要としなくなった。操作も確実に早くなったのでT/Mやクラッチへのストレスも減る。
今日得た情報から、この乗り味、状態からオクタン価向上剤をタンクタイガーにプラスして投入すればどのように変わっていくのか検証しやすくなりました。
そうそうR888Rの話・・・
ミニサーキットではここ一発の時は205/45-16(前後リム幅インセット違い)の方が良いと決定。ラップタイムの安定度や山での走行安定性は205/40-17の方が良いけれど・・・
6mmの外径差や前後同リム幅&インセットは色々と響きます。
未編集動画ですが・・・
VIDEO
Posted at 2022/05/25 15:02:25 | |
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