ショックアブソーバにFrブレーキ、吸気系ゴム部品、ISCV、ハイテンションコードを交換してすこぶる快調になったステラカスタムRS2WDの我サブカー。
昨晩のサブワークに出かけたわけですが、帰りは結構WET。
ステラは6年くらい前?からナンカンAS1を使い始めていて、当時から価格と性能のバランスからずっと使い始めています。
ショックは変えずにTi2000サスとブレーキパット(PM-μ/BESTOPとノーマルローター)交換のみ仕様(ブーストUPは新車時から)で、正直AS1は対話をしながら乗らなければいけない、というのが交換直後からの私のインプレ。
丁寧にFr荷重をかけてトラクションを発生させて、ステアリングに舵を入れ始めてヨーを発生させながら縦から横、そして横から縦とトラクションを変化させながら運転しないと滑りが発生するタイヤ(それができればコストパフォマンスは最高です)。
早めに旋回動作をゆっくり行い早めに加速ラインに持っていく舵を当てている時間を最小にしなければいけないタイヤがナンカンAS1(練習タイヤには良いかも(笑))
電気系が悪くなりパワーコントロールが難しくなり、ローター&パットが減りブレーキコントロールが難しくなり、徐々に劣化していくショックアブソーバでサスペンションの動き(精度をあげればアクティブコントロールに近くなります)は追従性が落ちてきて(乗り心地も悪くなります)、雨の日の交差点への侵入では少し早いペースだと簡単にABSが介入し、加速でホイルスピンしてLSDがないために車速ダウン、グリップが回復すると鬼加速・・・ それもふらつきながら・・・
ちょっと前までの我ステラは最低に乗りにくい車でした。
それが、昨日の夜・・・
正確に舵に反応する、グリップはトラクションは失わない、加速時もホイルスピンしなくて(以前は濡れてい路面で停車時から少し勢いよくスロットルONしたらホイルスピンで動かなかった)きっちり路面を捉えて車速が乗る。逆もしかりできっちり減速できるし減速過程での車速コントロールがブレーキの踏み加減でできる。乗り心地もワンランク上のコンパクトカーです。
競技ドライバーの私が今更・・・て恥ずかしい話なんですが、一般使用するステラに対してはあまり深くは考えていなかったんですよね(~_~;)
ショックアブソーバがどうの、タイヤがどうの、サスがどうの、単一アイテムで比較しがちなんですが(雑誌もみんな)、要はトータルバランスなんですね~
Air Repair iQは常にそうやって来てかなり進化していて、それを当然のように私も受け取り対峙し乗るから、パーツを変えたとしてもそう大きな感動は来ません。しかし、今回のステラはどうでしょう。あまりもの激変に感動です。
チューニングって本来こうあるものじゃないのかと改めて思ったんですね。
全体の性能をバランシングしながら高次元に持っていく事・・・
これは「カスタマイズ」とは別次元の話で以外に見落とされていることかも?
iQに履かしているナンカンNS2Rでの実績が良いのは、車両トータルでのバランスが取れているからなんでしょう(事実iQはトータルで考えないと効果が現れて来ません)・・・
Posted at 2019/06/30 09:07:47 | |
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サスペンション | 日記