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1月1日のタクシー乗務の話・・・

他のドライバーさんからの報告：
夜明けの飲食店さんからの予約。そのドライバーさんは当社の予約センターからの予約でそのお店にお迎えに到着。しばらくすると当社の車両が3台他社の車両が各一台づつの計6台。しばらくすると店主が現れ”ふ～ん、じゃあ一番速かった車一台だけ残って後はキャンセルね～”。
どうやら他の5台はアプリ予約らしい。どうやら全ての予約方法で1組のために6台の手配。キャンセルされた残り5台のそこまでに向かう時間ロスは？運行コストは？そのために何組のお客様がそれの影響を受けるのか考えたことある？

昨日、私が金山駅降車場でお客様を降ろし、発進したあとふとバックミラーを見ると小走りでこちらに向かいながら手を振る年配の女性の姿。本当は止まれないエスケープ道だけど他車がいないので停車して乗せる。
行先は名古屋駅新幹線口。博多行新幹線の予約時間があるらしい。話を聞くとどこのタクシー会社も早い時間から予約電話をしても空き車両が無いとの返事ばかりでダメもとで自宅から金山駅が近かったのでタクシー乗り場で待っていたらしい。しかし車両は見当たらず来ても予約又は迎え表示・・・
そこに私が現れたというわけ。新幹線発車15分前に到着して事なきを得たのです。
前述の1組の為に6台呼び出すような事があちらこちらでやられていたならばどう？かなりの台数が足りなくるでしょ？
アプリ登録上で私が乗る時間帯での運行車両は約4800台。そのうち何台が無駄足踏まされているのか・・・

タクシー不足って言われているけれど実務上からの私の感覚では需要エリア、需要時間、交通事情、アプリ予約の不正予約、とタクシーの運行状況とのアンバランスなだけだと思う。

タクシー他業務車両が少ない事を理由に、外人向け2種免許のハードル下げやライドシェア拡充を図ろうとしている政府。ライドシェア会社や外国人労働者派遣会社との裏の絡みがあるとしか思えないのですよ。

今日はタクシー乗務でした。
久しぶりにクラウンHVに仕込まれているドライビング診断にチャレンジしながらドライビング。
迎車時間＆到着希望時間に合わせながらの乗客の皆様ににストレスを与えないようにGコントロール。そこに必要な要件がステアリング操作における切込み戻しの量と速さ、左足ブレーキと右足スロットル操作の連携（どちらかが0はあり得ない20:80や50：50や100：0の感じで常にコントロール）。
そうしながら1日平均で”excellent”となるように・・・



失敗が許されないので練習としては最高なんですがかなり足、お尻、腰、背中に疲労がきます。10～12時間。今日は久しぶりに腰にきています。油断したら立てなくなるような感じ・・・

丁寧で正確（車両感覚も）なドライビングについての精度の高さは以前よりも高くなっているとは思うものの、速い領域まで攻め込む感覚が鈍ってきているように思う。

2輪レースをやっていた頃にライディングスクールに入っていた時があったんですがその時の教官が元白バイ隊隊員。教習所のS字とクランクを繋げた10秒ほどのコースでうさぎとかめレースを時折やったんです。10周で追いつかれるんですよ・・・
その時言われた言葉が「40Km/h以下領域で正確で素早い操作が鈍いやつが200Km/hオーバー領域でできるわけないだろハハハハハ」悔しかったな～
それからはマジで練習しましたよ・・・

でも大切なのが低い領域での車両の持つエネルギー量と速い領域でのエネルギー量には明確な違いがあります。その違いをどうやって埋めて相互的に結び付けていくか？そこが感性と練習なんですよ。

忘れないように時折見ているワルター・ロール氏のドライビング動画