
September 9th…
なんの変哲のない日ではあるが、今日は「重陽の節句」に当たる。1年の中でどの日をとっても一人ひとりにとっては、それぞれの想いがあるのだろう。
一日が終わり、1ヶ月が過ぎ、そして1年が終わる。時間、月日は瞬く間に過ぎ去ってゆく… さらに、もっと長いスパンでみると、10年という年月はとても長く思われるが、「もう10年が経ってしまったのか… 」と思われることはないだろうか…
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爽快に駆けぬける…
前月、高知への旅に行って以降は、50~100㎞程度の好きなスポットを巡るツーリングをしている。気軽な感じの「駆けぬける歓び」を味わえる。新発見もあるし、楽しい…
Panasonic JETTER…
久し振りの登場… この季節の走りが気持ちがいい。筆者には電動アシスト自転車がぴったり… 長い坂道や急坂でもテクノロジーの力がサポートしてくれる。エコモード、パワーモード、オートマティックモードを効率的に使いながら有酸素運動をしてゆく。

Mercedes-Benz C220d…
BMW X3…









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ここからは「本、読書」にフォーカスした記述になりますので、関心のある方はお読みいただければ幸いです。そうでない方は遠慮なくスキップして頂ければと思います。
▽ ▽ ▽
本、読書の世界…
今回は、筆者の「本、読書」の世界の一端を綴ろうと思います。「本、読書」の世界の素晴らしさが少しでも感じて頂ければ嬉しく思います。
下記は8月中に読んだ本の一覧です…
①「小説 フランス革命 12~18巻」 佐藤賢一 集英社文庫 (1〜11巻は7月中に読了)
②「近藤理論に嵌った日本人へ医者の言い分」村田幸生 祥伝社新書
③「人間晩年図巻 1990 - 94」関川夏央 岩波書店
④「受難」帚木蓬生 角川書店
⑤「夜明けの雷鳴」吉村 昭 文春文庫
⑥「近藤理論のどこが間違っているのですか」長尾和宏 ブックマン社
⑦「てのひらの闇」藤原伊織 文春文庫
⑧「隠蔽捜査6 去就」今野 敏 新潮社
⑨「田中角栄伝説」佐高 信 光文社文庫
⑩「孤高のメス 死の淵よりの声」大鐘稔彦 幻冬舎文庫
⑪「死者は穏やかに微笑んで」金子 仁 万来社
⑫「柄谷行人 中上健次全対話」講談社文芸文庫
⑬「QJKJQ」佐藤 究 講談社
⑭「罪の声」塩田武士 講談社
⑮「〈新版〉総理の値打ち」福田和也 新潮新書
⑯「吉田松陰 久坂玄瑞が祭り上げた英雄」一坂太郎 朝日新書
⑰「明智小五郎事件簿3 蜘蛛男」江戸川乱歩 集英社文庫
⑱「真夜中のデッド・リミット 上下」スティーブン・ハンター 新潮文庫
⑲「マリ−・アントワネット」安藤正勝 中公新書
⑳「ヒラリー・クリントン」春原 剛 新潮新書
上記の中で、当ブログで紹介したのは10作品(黒字で表示)ですが、紹介していない作品(写真参照)に簡単なコメントをすると…
②⑥…
近藤 誠氏※に関する本は以前より読み続けており、ここで読んだ二冊の本は、いずれも近藤氏の考え方に異を唱えている立場から書かれた本(いずれも著者は現役医師)。「癌治療」には高い関心をもっているので、様々な立場で書かれた本を読んでいくことに意義があると考えている。
※筆者註:近藤誠氏は「癌治療」に関して、独自の立場から意見を述べられている医師で、その著書は多数ある。
③…
これは以前紹介したシリーズの第二弾。亡くなられた方の足跡を様々なエピソードを織り交ぜながら書かれており誠に興味深い。
④…
筆者の好きな作家(精神科医でもある)の一人で、iPS細胞と大型フェリー沈没事故が絡んでくるストーリー。
⑦…
直木賞及び江戸川乱歩賞を同時受賞している作家の短編集。才能を惜しまれながら2007年にその人生を終えた。
⑩…
「孤高のメス」シリーズの最新刊。
⑫…
浅学菲才の身である筆者の「知的欲求」に答えてくれる柄谷行人氏の対談集。相手の中上健次氏との対談内容が興味深い。
⑬…
本年度「江戸川乱歩賞」受賞作品。猟奇的殺人をテーマに書かれた本格的な推理小説。
⑯…
歴史もので、著者独自の視点で書かれたもので面白かった。
⑰…
このシリーズ第3弾。近々、当ブログで紹介予定。
written by Seikoh-Udoku

ドライブが楽しい…
このところ、運転することが頗る楽しい... 早朝に目が覚めたときなど、読みかけの本を読んだ後にちょっとしたドライブに行く。また、夕暮れ時に一冊の本を読み終え、その余韻が醒めないうちに海を見に行く…。真っ暗の中の一直線の道路をヘッドライトで前方を照らしながら、駆けぬけてゆく醍醐味…。
本とドライブ… 『静』と『動』のバランスがこの上なく気に入っている。
『BMW X3』なる感覚が、筆者の頭脳中枢を支配した…
♢ ♢ ♢
今年に入って、何回訪れただろうか… 自宅から空港まで往復100㎞程のドライブを楽しめる。ここに来るとなぜか落ち着く。飛行機(日航とスターフライヤー)が、あたかも『未来』に向けて飛び立とうとしていた…
今日は、空港付近の港まで行き「海」と近隣の風景を見ることが出来た。充たされた内なる気持ちを持てることが、筆者にとってはとても大切なことに思える…

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本、読書…
フォルクスワーゲンの排ガス事件を考える…
「偽りの帝国 緊急報告・フォルクスワーゲン排ガス不正の闇」
熊谷 徹著 文藝春秋
事件の発端から、フォルクワーゲン(VW) 社の歴史、シニア・マネジメントの確執、不正の実体等々まで全体像が分かり易く書かれている。VWにとっては、この問題はまだまだ終局にはなり得ていない。寧ろ、大きな課題を抱えながら傷ついた経営を、少しずつ軌道に戻して行かなくてはならない過程にある。VWはこの大きな試練を乗り越えて、活路を見いだすことができるのか注目されるところである。
著者は、NHK入局後ワシントン支局勤務。現在はドイツ25年在中のフリー・ジャーナリスト。
内容は... (本帯より)
販売台数世界一に手をかけた瞬間、発覚した未曾有のスキャンダル。違法ソフトウェアは誰がなぜ使ったのか? 辞任したCEOはどうかかわったのか? 発覚から1年、在独25年のジャーナリストが現地徹底取材で数々の謎に迫る。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
幻の名作(冒険小説)…
「真夜中のデッド・リミット 上下」スティーブン・ハンター著 新潮文庫

久し振りの「冒険小説」を読んでみた。スティーブン・ハンターの幻の名作と言われている本。「核テロリストに立ち向かうデルタ・フォース」と聞けば、読書欲がそそられる。アメリカ映画の原作になりそうな物語(映画化はされているのかもしれないが…)だと思えば、その面白さがお分かりいただけるだろうか…
内容は… (本帯より)
アメリカ・メリーランド州山中の合衆国空軍戦略核ミサイル基地が正体不明のテロリストに乗っ取られた! 世界で唯一の単独発射機能を持つ基地を占拠する目的は一体何なのか? テロリストの黒幕はいったい誰なのか?」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
フランス革命研究の第五弾…
「マリー・アントワネット」安達正勝著 中公新書

フランス革命研究も第五弾まで進んできた。ここまでくるとフランス革命の全体像が見えてきているので、今回のように一人の人物(マリー・アントワネット)に絞った作品が、逆に全体像を投影するようで興味深い。
断頭台(ギロチン)で死刑になってゆくまでの「マリー・アントワネット」の歴史上の足跡をじっくり訪ねてゆくのも意味深い。
内容は… (本帯より)
名門ハプスブルク家に生まれたマリー・アントワネットは、フランス王妃となり、ヴェルサイユ宮殿で華麗な日々を過ごしていた。だが、一七八九年のフランス革命勃発で運命が急変。毅然と反革命の姿勢を貫き、三十七歳の若さで断頭台の露と消えた。悪しき王妃として断罪された彼女が、後世で高い人気を得、人々の共感を集めているのはなぜか。彼女が目指した「本当の王妃」とは何だったのか。栄光と悲劇の生涯を鮮やかに描く。
written by Seikoh-Udoku

September…
ついこの間、9月のことを書いたような気がする…
早いものでもう1年が経っていた…
1年の中で一番好きなのは『September』…
理由はたくさんあるが…
幾度となく書いているが、Septemberと聞くといつもこの曲※を思い出す… どなたにでも思い出深いことがあるように、大切に心の小箱にしまっておいて、Septemberになると「顔」がもたげてくる…
この穏やかな気持ちをずっと持ち続けていければと…
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試乗する歓び…
このところ、ある方のこの言葉が気に入っている。
クルマには「所有する歓び」と、そして「試乗する歓び」がある。
好きなクルマをすべて所有することは出来ないが、そのクルマの魅力の一端は味わうことが出来る… これこそが試乗する歓び。試乗はクルマの持つ素晴らしい世界に触れられる体験であり、また一回の試乗から「所有」に繋がる可能性をも秘めていることを考えれば、「試乗する歓び」は可能な限り享受したいと思う。
♢ ♢ ♢
先日、BMW X5 35d M Sportに試乗する機会に恵まれた。今回試乗したX5には、クリーン・ディーゼルでは最も排気量の多い「直列6気筒 3㍑エンジン」を搭載している。力強さが感じられ、デザインにも迫力が増しているようだ。エンジンを点火すると、その上品なエグゾースト・ノートに「成る程…」と納得。この重量のある車体が静かに、且つ迫力を持って速度を上げてゆく感覚は素晴らしい… はち切れそうなBMW X5の魅力を感じる。安定感のある高速走行も大満足。

今回の試乗により、X6、X5、X3(現在所有)、X1を体験したことになる。それぞれが素晴らしい個性を持っており、どのサイズ・そのグレードをチョイスするかは、それぞれのライフ・スタイルに応じてすることになる。
いずれにしても、筆者にとっては『SAV / SUV』は、魅力をもったカテゴリーに属するクルマと言える。
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「本、読書…」の世界
秋の気配が感じられるようになると、この世界をいつも意識するようになる。世の中の喧噪から一歩離れて、ある空間でページを捲ってゆくこの時間が愛おしい。9月も「爽やかな出会い」を求めて、書棚から一冊ずつ取り出してゆこう…
☆ ☆ ☆
あの事件を振り返る…
「罪の声」塩田武士著 講談社
グリコ森永事件を題材とした小説。ノンフィクションだと思わせるような小説で事件の実体に迫ってゆくストーリーは圧巻。センセーショナルな事件だっただけに、その真相に興味が高まる。読む速度はページ毎に速くなっていく… 一気の読める傑作だと思う。
内容は… (本帯より)
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。
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「新選組」研究を映画で....
映画「新選組始末記」…
おなじみの題材である新選組を、その中心人物ではなく「山崎 蒸」という隊士の視点で描いている。その山崎 蒸には若き「市川雷蔵」が好演している。土方歳三をクールに演じた天知 茂が印象に残るし、若山富三郎の「新選組局長 近藤勇」が良く描かれていて味わい深い。

この映画を観ようと思ったのは、「市川雷蔵」目当てだったが、映画自体が面白く、久し振りの筆者の「新選組研究」になってしまったようだ。古き映画も得難いと感じ入る。
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※この曲… 竹内まりや「September」
written by Seikoh-Udoku
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