昨日はiQのタイヤを交換しました。
一昨年にB社さんのラジアルタイヤの最高峰RE71R(195/50-16 タイヤ外径 約600mm)に交換しそれなりの効果がありました。
今回は公道走行可能なレーシングタイヤに交換です。
メーカーは以前サポート契約を頂いていたT社さんです。
銘柄はR888R(205/45-16 タイヤ外径約590mm)でサポートしていた時代の次世代タイヤなんですね。
コンパウンド(タイヤの表面部分のゴム質・・・路面温度に関係します)はGG(前のR888はこれに加えてSG、GGGと三種類ありました)。
中~高温路面温度用ですね。耐久レースや低温雨天には若干弱いですか・・・。
今は、このコンパウンドしか無いようです。
東京モーターショーで、久しぶりに担当エンジニア氏にお会いしたときに、もうすぐリリースという事を聞いたとき既にRE71Rに浮気した後だったんです・・・
そのときは後悔しきりでした。何せRE71Rはスポーツラジアルタイヤの中では最高値・・・
その時、買いなおす資金がありませんでした(既にサポート契約はないので・・・)
RE71Rを装着して感じたのは・・・
確かに平均してサーキットとかのラップタイムは0コンマ数秒ほど安定向上したけれど、トップタイムに関しては0.0数秒程度。それは気候条件にも左右されるレベルなので価格差に対して疑問がでていたんです。
またRE71Rのタイヤライフはラジアルタイヤなのに一昔前のセミレーシングタイヤ並(少しは良いかもしれませんが・・・)。
だから、疑問点が多くて次に使おうという気があまりしなかったんです。
そして、今回は遅らせばせながら古巣(B社さんももっと過去はサポートを頂いていましたが・・・)のT社さんのセミレーシングタイヤに戻ります。
あの、KENBLOCK氏も使っていますしね・・・
あと、こだわったのがタイヤ外径です。
パワー的に低いiQにおいて、限られたパワーを路面に伝えてスピードに繋げるには全体的に考えたセットアップが必要になります。
その全体的に考えている内容の一つがタイヤの外径です。
外径が大きいと、乗り心地や高速クルージングにおいては有効性は高いので、一般的にはいい結果を生み出します。
ただ、私のiQの場合は開発車両という意味合いが強いので今のサイズになった訳なんです(過去にも数種類試した結果の総合的判断です)。
外径が小さいと、ファイナルギヤ(最終減速比)を低くしたのと同じ効果、それと回転半径が小さくなるので動き始めの慣性抵抗が小さくなるので、発進加速に有利に働くんです。減速に関しても同じです(神経質さはでますが)。
自転車の車輪直径が小さいものや、ギヤを軽くする、とイメージ的には同じです。
LSD(リミテッドスリップデフ)の存在も、如何にパワーをタイヤに伝えて路面を噛み、スピードに繋げる事にとても貢献しています。
走行条件が悪い場合やパワーに限りのある車ほど、これらの事は重要な事なんですね。
ラリーやレースにおいてのこれらの追求が、一般車に多く応用されているんですよ。
だから、僕もサーキットやジムカーナ場において実走行し、データーを取り検証しているのです。
誰かの役にたてれば・・・的な・・・
明日はオートプラネットのCar&Cofeeです。
お会いする皆さんよろしくお願い致します。
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iQそのもの | 日記
Posted at
2017/12/02 10:50:53