
僕の愛車であり、会社の実証実験車両でもあるiQ・・・
保管場所は屋外の駐車場です。
塗装面の艶及びクリアの状況
6年屋外経過の中ではいい感じでしょ?
屋外駐車場が保管場所の場合、どうしても水垢や鳥の糞や紫外線に侵されて傷みやすくなってしまいます。
僕のiQは自分で言うのもなんなんですが、コンディションはかなり言いかと・・・
過去乗ってきた、GC8インプレッサ競技車両(新車から11年所有)、ランサーエボリューション9MR競技車両(新車から6年間所有)も同様に程度良く、次のオーナーさんのもとにいきました。
洗車のポイントは、できるだけ雨あがりの時を狙って行うのです。
理由は、水垢成分が太陽の光線や熱で固着しないようにするためなんです。
それと、空気中や路面からの巻き上げの砂埃が少ない時だから。
水垢の成分は放置しておくと固着し、塗装面に活着してしまいます。そうなると頑固な汚れ落とし用のケミカル類を使うほかなくなってしまいます。ケミカル類は便利で良いのですが、使い方を誤ると逆に塗装面を痛めたりします。また、余計な力を使うために磨き傷をつけてしまったりします。
車体の塗装面は、人間の肌の手入れととても共通していることがあって、できるだけ自然な成分のシャンプーで泡立てて、泡で汚れを包みこんで落とす感じなんです。
僕の場合、一番ベーシックなコーティング車用シャンプーを使います。
あと、大切なのは予洗いです。
高圧洗車ガンで適時な距離をおいて、当てる面の角度を浅くして、大きな汚れを吹き飛ばします。
よく、バケツで車体に水をかけて、いきなりシャンプーを含ませたスポンジでゴシゴシやり始める方を見ますが、これは塗装面に傷を付ける原因となります。綺麗にするためなのか?傷をつけているのか?のレベルですね・・・
予洗いのあと、その水が乾かないうちに、よく泡立てたシャンプー液をスポンジに含ませて優しく~
そして乾かないうちにすぐに高圧洗車ガンで適時な距離で洗い落とします。
そのあとは、水の拭き取りです。
使うのは、ボディ専用吸水セーム革とホイル&エンジンルームなどを拭く布。
拭き取り用タオルは、できるだけパートごとに分けておくこと。これは、傷つき防止に大きくつながります。
僕のiQの塗装面が綺麗なのは、「ドロップダンサー」という当社オリジナルの簡単ボディーコート剤を使っている事もあります。
使い方は洗車後に、水が車体に残った状態で、これを噴霧して水と一緒に拭き取るだけ・・・
競技車両を何台も乗り継ぎ、スポンサーカラーやステッカーを、綺麗な状態で維持する為の問題点から考えたコーティング剤です。
マーキングが多い車両は磨けませんから・・・
水を拭き取る際にチェックするのが、ボディの歪みや傷、劣化部分です。
綺麗な車はトラブルが少ない、と言われるのは、洗車時にトラブルの元が早期発見できて、すぐに対処しているからなんですね。
競技車両を洗車する時には、こちらの目的の方が主になります。
また、隙間やモール類の水気をとることで、隠れた場所からの腐食発生の抑制にもなります。
水を拭き取ったら、全てのドアやトランクを開けて5分以上風を通します。
そして10分ほど走行して、水を飛ばして、出てきた水滴を吸水セームを使い吸い込ませて終わりです。
洗車は心使いが大切ですし、メンテナンスの基本中の基本です。
目的を押さえて、きちんとこなしましょうね~♪
Posted at 2018/01/18 13:13:25 | |
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洗車 | 日記