昨日は幸田サーキットで走行テストを行いました。年末か年始頃に一回やっておきたかったんですが、コロナ絡みでサーキットそのものが休みになったり、補助金や税務申告絡みでの資料をまとめたり申請作業でそれどころじゃなかったんですね。
前回の幸田サーキットでの走行テストはナンカンNS2Rの17インチ化に関してのデータ取りでした。それ以降の仕様変更に関してのデータ取りは某峠のみ。
やはりデータ化するにはサーキットが条件を揃えやすいので良いんですね。急遽、日取りを決めたのですがMASAさんがお付き合いくださることになりました。
ありがとうございます!
向こうにMASAさん号♪
今回のテストは、動画、私のインフォメーション、サーキット計測のラップチャート、車載データロガーを整理分析するために走行データ比較と私のリハビリの為に2枠走りました。目的は?
・静電気除去抑制コーティングを随所に施してある効果の検証
・スロットルボディのスロート加工+FORTEに同じくFORTEをコーティングしてある特性レスポンスリングの装着に装着時でのラップタイム比較と実際の加速特性をロガーから読み取り、有り無しの違いを数値から決定したい
・17インチタイヤホイルの実戦度
以上です。
結果は?レスポンスリングの評価は机上の空論的な物ばかりなのでこれで終止符が打たれる?(笑)
・最高速も最高ラップタイムも無状態(ただしAir Repair iQの仕様で)でマーク。ただし、バラツキが多い。
・コーナーのギヤ比が完璧に合う事はなかなかないです。そのなかでリングが無い時はCPからの加速が有りと比べてトルクが細くて車速の伸びが無いように体感した。これはロガーで比較しても解った。
・平均数値で比較すると、最高速もラップタイムもレスポンスリング有りの方が良い。ラップタイムで0.2秒、最高速で0.258Km/h。
・レスポンスリング有りの方がコーナーというセクター区切りで行くと速い
・合流などの直線ではAir Repair iQの仕様でレスポンスリング無の方が一気に上まで回る加速感があるが、クルージング時においてクルーズギヤでのスロットルでの車速コントロールがトルクが細いためにやりにくい。
・上まで回す感覚を重視するならば、FORTEコーティング+スロットルボディの加工で良い。
・車体の姿勢コントロールにはトルクのツキが重要ですが、これは明らかにレスポンスリング+FORTE加工とスロットルボディの加工+FORTEの仕様が圧倒的に有利(というか限界時は安全)
・ショートサーキットでの17インチは要らないかも?山でも操作にピーキーさが現れるのでタイヤ銘柄、足とのコンビネーションを含めた習熟が乗り手にないと重量から逆に不利になる可能性が高い。NS2Rだと転がりの軽さが国産Sタイヤと比べて有利に働いたのが16インチだったが、17になるとリスクが高いように思う。同サイズでR888Rを使い、結果如何では16インチに戻す
・ドロップダンサー2他の”エレスタビシリーズ”のコート類は機能を果たしていますね。下りのブーメランコーナーから1ヘアまでのアプローチの安定性が向上している
以上です。
レスポンスリングは嘘商品みたいな話が多いけれどきちんとしたテスト(せいぜいベンチによるパワーチェック)が行われていないようなので、私自身で確かめてみました。使う使わないは個人の好みで別れる範疇だと思いますが、あの価格でこの差だと有りと判断します。CVTやAT車なら制御特性から考えると良いとなりますね。
次の動画はレスポンスリング無、当日のベストタイムの動画です。セカンドベストはこの次の走行枠のレスポンスリング付きの時。その差は0.437秒。路面温度の上昇分を考えたらイーブンかなと思います。それでいて平均値は有りの方が良いですから。
帰りはMASAさんと昼食。久しぶりにまともなお膳を頂いたな・・・
MASAさんも同じらしい(笑)
昼食後はここで解散。
私は帰路に着いたのですが、道すがらに物を配達。バックオーダーだったんですね~
帰宅後、寝不足と暑さで片頭痛が・・・
でも、めげずにデータ分析と動画編集をやりましたよ~
Posted at 2020/06/06 16:47:55 | |
トラックバック(0) |
セッティング テスティング | 日記