今のチューニングカーの世界で、もはや常識となっている千馬力級チューニング。
エンジン個々のパーツの性能はもとより、車体パーツ全ての選択やアッセンブル、セッティングなどのトータル技術が必要になってくる特別な世界です。
こういった情報を見ていると、車好きはついメカニズムの方にばかり気を取られてしまいんですよね~
実は、こういったパワーを生み出す出す為には、通常のガソリンでは無理なんです。
このようなエンジンはアルコールベースの混合燃料を使うのが前提となるんですね。
すなわち燃料ありきで設計がスタートするんです。
さて、エンジンパワーが生まれる一番の基礎は?
燃焼ですね。
燃焼は、いい燃料、いい空気、いい点火(ガソリンの場合はプラグ、ディーゼルの場合は噴射状態)です。
で、一般の世界では意外と疎かにされているのが燃料・・・
皆さんが良く耳にするのがオクタン価ではないでしょうか?
このオクタン価が高いのがハイオクですね。
オクタン価が高いと爆発力が大きい?
いやいや・・・
実はオクタン価とはノッキング(この場合は異常燃焼による衝撃波音)を起こしにくい燃料ということになるんです。
エンジンの馬力=単位時間あたりの仕事量・・・すなわち一分間あたりの爆発回数・・・rpmで表示
エンジンのトルク=4サイクルならばその一工程での仕事量・・・Kg・m
オクタン価が高いと、点火時期を進めてやることができて、エンジン回転数を上げてやることができるので結果、馬力があがります。
今の車は、コンピューターがノッキング状態を監視していて、高回転を使うドライビングをしていると、学習して調整範囲内で点火時期を進めて行ってくれます。
トルクが大きいと様々な抵抗に強いため、素早く加速に移れるので、結果的にエンジンの回転上昇が早く、馬力が上がるんですね。
実は、私がiQにハイオクを入れるのはそのためなんです。
(もともとiQはEU向けで、向こうの燃料は日本のハイオクに準じていますから)
そして「タンクタイガー」という燃料活性化触媒。
これを投入するとトルクが向上します。
通常の燃料添加剤と違い、燃料組成を変えて燃料そのものの爆発力を向上させるというものなんです。
触媒はアルコールに溶かされています。
iQにハイオクをいれてタンクタイガーを入れると・・・
アクセルを踏み込まなくても走るようになりますし、アクセルを踏み込むと♪です。
また、一気に巡航速度まで加速できるので、結果的に燃費向上もさせやすいんです。
これが、ハイオクだでかわります!
おまけに即効性が高くてお安い・・・
軽油用、ガソリン用はもとより重油、灯油用なんかもあります。
もともとは、ボイラーの燃焼効率を上げて工場等の運用コスト削減やCo削減を目指して作られたもの。
ですから通常の自動車ルートでは流通しないものなんですね。
今はタンクタイガーなしはありえません!
※タンクタイガーは、燃料の潜在能力を引き出すものなので、粗悪燃料に投入しても効果は低いので要注意
Posted at 2017/11/12 09:26:16 | |
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燃料 | 日記