私は、会社の代表であると同時に、りらく〇の業務委託契約のセラピストでもあります。
昨日のお客様で、初めて施術をさせて頂いた女性のお客様のお話です。
お年の頃はお話から察するに60代?
以前は配送トラックの運転手さん、今は現役を引いて裏方の仕分け業務をされているようです。
最初は60分の予約だったのですが、施術しはじめてすぐに90分に変更となりました。
変更理由は?
施術前の最初に主訴の部分をお聞きします。
「首から肩、肩甲骨にかけてコリがピークで朝には首が引きつった感じで・・・」
お身体を施術する前にさするのですが・・・
肩から首にかけて強烈な硬さ!背中も丸く張って硬くて肩甲骨の位置がわからないほど!
内心「60分じゃ無理!でも60分指定だし・・・ でも辛いだろうな。
何とか時間内でできるように考えながら施術しよう!」と・・・
そして、辛い方の左首から施術開始。
私は施術しながら、状況を色々(仕事の内容や普段の生活状況)とお聞きします。
そこから、即興で施術方法や施術部位のアプローチ順をアレンジして行くのですが、開始5分で「90分にしたい」とのご要望を頂きました。
まだ、私の後ろの時間枠に余裕があったので、即OKです。
とにかく酷いコリでした。90分でギリギリの感じでした。
そして・・・帰り際に来週のご予約を、アドバイス通り120分の私指名で入れてくださりました。
有難いことですm(_ _)m
きちんとお話を聞きながら、施術の方法にアレンジを加えて対処していく・・・
このセラピストの仕事って、本業の仕事と共通していることが多いんですよね。
リピーターとなってくれているお客様は、私とそこそこの話ができてお互いの信頼関係ができた方達だと信じています。
私と商品の両方を気に留めてくださり、選んでくれているんですね。
そこにはお互いの信頼関係があると思うんです。
お身体におけるセラピスト・・・癒し業とは・・・
”悪いところを治す”のではなく”緩和させて心身共に心地良い状態を作り出す”という事だと思うのです。
リピーターとして定期的に来て頂くことにより、お客様には心身共に心地良い状態を維持していただきたいのです。
”治す”のは病院や接骨院で治ればその時の関係は終了。
リピート時期は悪くなった時で、前回の治療が良かった時のみで、当然ながらその価値とは”完治すること”です。
このあたりを勘違いしているセラピストが意外に多いように思うのです(お客様にも希におられます)。
私の業界についても同じ事で、整備&修理工場と販売系(定義付けはできませんが、単純な販売ではなく特定車種のチューニングであったり・・・)とは、求められるものが違うんですね。
整備&修理は完治して次の同様な事案まではリピート無し。何事もなければ無し。
チューナー&販売系は、お客様のより良くしたいという欲求が有る限り、親身になり信頼関係を結ぶことによりリピートがあります。
私も色々なお店や、りらく〇に足を運ぶのは「心地よさ」の維持の為ですから・・・
それが無くなったら、足は遠のきますよね。
如何にお客様と同じ立ち位置でお客様の悩みを聞いてあげられるか、そしてその対処の方法をプロとして提案実行できるか、そこだと思うのです。
私のセラピストとしての仕事も、会社代表としての仕事も、お代を頂いている以上プライドをもっています。お金は生きる上での糧です。
その対価というものの大きさを常に考えていかなければ、と常に思っています
Posted at 2018/02/10 15:26:54 | |
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