私が愛用する静電気除去抑制コーティング剤(コーティング剤という命名が良くないかな?通常のお手入れ用と混同されやすいかな?)の”エレスタビシリーズ”。
昨日、RN1ステラの車体を全域メンテナンス処理コートを行いましたよね。
そして本日は雨。
まだ暗いAM5:00に乗車。その時に観察できたのが、ドアミラー付け根後ろのガラスの雨水の旋回が殆ど無いということ!
写真は安全の為に停車した状態で撮っていますが、60Km/h程度から上になるとガラスの雨水が渦を巻きます。皆さんも観察されるはずです。
Turbulaterなど付加物が無いステラでのこの状態はかなりのもの(◎_◎;)
Air Repair iQにはドアミラーの付け根にTurbulaterが装着されています。ですからそれにより渦は殆どありません(今年に入りエレスタビガラスコートRACE&ドロップダンサー2で今は無いに等しいですが)。
静電気除去がされると空力特性が良くなる、と前々から説明はさせて頂いています。車体の安定性を損なう乱流、巻き込み流を引き起こし負圧を発生し抗力の一つをつくる渦、無造作に流れる乱流、これらすべては初期に境界層と層流の速度差から生まれる小さな渦が原因なんです。
その渦を起こしにくくするものがTurbulater(ボルテックスジェネレーター)という付加物です。
そして、その渦を化学的処方によって対策しようとして考えたのが静電気の除去により境界層の抑制化(なくする事は不可能なので層の厚さを薄くする感じ)なんですね。
風切り音は、隙間から漏れる流速の違いによる空気流による渦の発生成長と剥離と振動、それと表層の渦の発生から渦の発生成長剥離振動によるものなんです。
渦の発生がないという事は、表層の空気流の乱れが無い事。それは風切り音の低減や走行安定性の向上、そして燃費の向上にも繋がっていくのです。
良く考えられた空力パーツならば、その性能をより効果的に働かせる事が出来るでしょう。ECUをチューニングして尚且つ、エレスタビヒューズを使うのと同じように・・・
個々で考えるのではなくトータルで結果を求めるアイテムの一部を担うのがエレスタビシリーズのアイテムと信じています。
次回は、電柱のトランスが原因とみられる磁界の発生が元でステラのキーレスリモコンの感度が著しく悪くなる現象の対策とその後について書きたいと思います。
Posted at 2020/10/17 19:15:36 | |
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