TOYOTA GAZOORacing WRCチームのRACCに向けてのテスト動画がYouTube公開されましたね。
フィンランドで、エースドライバーが途中のメカトラブルで大きく遅れ、優勝争いからから大きく遅れた中、セカンド&サードドライバーによる1、3位を獲るという素晴らしい戦いを見せたTOYOTA GAZOO Racing。
シーズン前半まで、安定した性能を確認することが出来てはいたものの、絶対的な速さという点ではHYUNDAIやFORDに遅れをとっているかな?というように感じていました。
けれど、昨日公開された動画をみてびっくりです・・・
ハンニネン選手
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ラッピ選手
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ラトバラ選手
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特にハンニネン選手の速さは驚き!
今シーズン前半のリタイヤ続きが嘘みたい・・・
モータースポーツは、とかくマシンとドライバーやタイヤ等、個々のファクターで語られる事が多いですよね。
でも、本当はチームのパフォーマンスがどれだけ優れているかなんですよ。
マシンは基本車両がシーズン初めに出来上がるのですが、それの出来具合は確かに重要です。
しかし、シーズン中に必ず問題が出てきます。
これを、如何に解消して次につなげられる事ができるか、なんですよね。
ここは、各パートの能力と横の連携が機能していないと、無駄ばかりが発生してしまいます。
いくら個々のエンジニア、ドライバー、コ・ドライバー、メカニックが優れていても、マネジメントがまずいとガタガタになってしまいます。
TOYOTA GAZOO Racing WRCチームはチームの連携力(マネジメント)が素晴らしいということが今までの戦い方で良く理解できます。
正直、マキネン氏にあれだけの能力があるとは思っていなかったんですよね。
いや、一年目でこの状況は立派です!
(口の悪い人はトヨタは金があるから、とかVWが撤退したからとかいうでしょうけど・・・それだけじゃ)
トヨタ本体とチームとの距離感(色々な意味で)もいい関係にあるんでしょうね
このモータースポーツにおけるマネジメント、意外と私たち身近な事でもあるんですよね・・・
Bライモータースポーツにおいては、いい仲間がいて、時間や労力が助け合いできて、意見が言い合えて走りに集中できたり、苦手なところを教え合ったりとか・・・
これが、自分の所属するチームの中でできればより強力な力になります。
そうなると、機材とドライバー達の本当の戦いができるようになるわけですね。
自分の走りを客観視するのにも個人だと限界がありますから・・・
このプロセス、仕事にもあるんですよね。
大きな組織だと、自分の所属する部署の連携、そして部署間の連携・・・
僕みたいな個人や小規模事業者だと、垣根を越えての横の繋がりや連携・・・
人間は一人じゃ何もできないし、限界があると思います。
それを無限に引き出せるようになるのが、人と人との繋がりだと思うんですよ。
僕のクラウドファンディングについてもそうです。
まだ、公開されていないにも関わらず、沢山の人達がそれぞれの立場で応援や協力をして下さっています。
そんな方たちがいるから頑張れるんですよね~
Posted at 2017/09/28 09:36:09 | |
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WRC | 日記