今日はXmasバーゲンがあったので某洋服屋さんにデモカーiQででかけました♪
本当はもう一台のSTERA‐CUSTOM RSで出かけたほうが良かったのですが、乗りたくなる、乗って楽しいのはこちらなので・・・
競技用(ナンバー付きカテゴリーも含めて)の車は街中での使用、お買い物や食事やお茶なんかで使うには結構厳しいものがあります・・・
以前、競技専用で使っていたN4仕様のランサーEVO9は当然で、その前のカテゴリーのA4のインプレッサGC8では体調が悪いと操作ミスを起こして自損事故をおこしてしまいそうなくらい緊張感を強いられる「マシン」でした。
真剣に戦わなければいけない公式戦用なので仕方がないのですが、「楽しい」という部分からは少し離れてしまうんです。
ですから必然的に乗るときは、練習時、メンテナンス時、本番のみとなります。
対して、このAir Repair iQは「乗りたくなる」「乗っていると楽しい」という気持ちが湧き上がってくるんですよね。
このiQは、LSDやクロスミッション、エンジンピッチングストッパー、ボディ補強、フルバケットシート、セミレーシングタイヤ等等とハードな造りをしているのですが、成績追求オンリーではなく機能の部分から発生される音や振動を味の部分を考えました。
オリジナルのテールパイプなんかがそうで、外人のiQオーナー(特に米国の方)は音が静かすぎと言います。
しかし、本当のマシンといいますかスポーツカーは排気音だけじゃないんですね。
ボディの強度があるために、エンジンの振動やミッションの振動や摺動音が、ボディを響かせていて、そこに吸気音や排気音が重なりらしい音になるんです。要はシンフォニーですね。
ここを履き違えると煩いだけの車になってしまいます。
競技車両、特に改造範囲の狭いカテゴリーのマシンにのるとよくわかるんですね。
外で音を聞くとそう大きな音がしていない。なのに乗っているといい感じの音や振動が五感に伝わり心地よいと感じる・・・
車好きが大好きな、欧州車の味というのは基本性能だけを追求し、ユーザーに媚びを売らずに自身のアイデンティティーを押し出す。
この部分なんですね。
競技ドライバーの僕が手がけてきたiQの手法は、欧州車の手法とほぼ同じなんです。
だから、乗って楽しく、また乗りたくなる車に仕上がっていくんですね。
ところで服は買ったかって?
買いませんでした~
安くてもピンと来なければ・・・ねェ┐(´ー`)┌
Posted at 2017/12/23 17:02:47 | |
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