一昨日は、エンジンルーム内のカプラー類、吸気管、センサー類、ハーネスをまとめてある部分、サブコンピューター類にエアスムーサーリキッド”FOLTE”を塗布しました。
以前も行っていたのですが、クロスに含ませて塗りこんだ感じなのでコート膜が薄かったみたいで、変化をあまり感じなかったんですね。今回はスプレーしてゴム手袋を入れた指で塗り広げるように施工。
電磁波の体に及ぼす事に関しての第一人者である、ドクター丸山に電磁波シールドの効果を検証して頂きお墨付きを頂いているわけですが、その際にコート厚も大事と助言を頂いていました。
”FOLTE”本来の目的は、スロットルボディの内側やショックアブソーバーのシェルケース、アーム類の摺動部の外とかに塗布して、吸気有効面積の増大(本来のビッグスロットル化)、流動抵抗の減少安定、フリクションロスの低減などを狙う静電気除去抑制のみに特化したコーティング剤です。シリーズの中で一番静電気除去抑制の効果が高い、耐久性があり艶のないものです。
これを何故、サブコンやコネクターやセンサー類に塗布するか?これですね。これは静電気輻射を測定して可視化したアニメです。
静電気云々と言われますが、静電気も含めて電気の流れるところには電場と磁場が生まれます。電場や磁場があれば自然に静電気は生成されます。上の図は回路外側がら静電気が侵入して躯体に静電気輻射が起きている様です。躯体に静電気輻射が起きているのが判ります。
これは静電気だけではなく、通常電流であっても同じで、電気の影響が躯体に及ぼしていると考えられるのです。そして、静電気が生成されて躯体に帯電されると磁場が生成されてハーネスを流れる電流に影響を与えるという影響のループができるわけです。
ハーネスは小さな電線の集合体ですから複雑な磁界が生成されますし、センサー類においても同様です。サブコンの躯体もそうですよね。ですからエアスムーサーリキッド”FORTE"を塗布して通電の環境を整えようと思ったわけです。
そして、一昨日・・・
充電ドライブを行ったんですね。すると、満充電までの速度が早い!IS用55容量のバッテリーから充電制御用40容量のバッテリーにサイズダウンしているので自然放電に対しては不安が出るのは仕方がないところ。
知人の自動車メーカーN社での開発者でもあり選手繋がりでもある氏から勧められたバッテリー(受放電特性はDEKA)を使っているのですが、それでも電圧降下は早かったんですね。
静電気除去抑制絡みのことは、それオンリーというよりも、トータルで行なって全体の相互作用で効果が表れるのです。”エレスタビヒューズ”は今回の効果の応用でもあります。
※アーシングは静電気云々と言われますがそれはごく一部の部分においてだけです。また、施工を行う重要な事もアーシング目的により存在しています
Posted at 2020/04/26 09:04:14 | |
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静電気除去抑制 | 日記