来週の引っ越しに伴うライフラインの工事日のスケジューリングが早めに終わったので、某山エリアにセッティングと確認の為に行きました。
エリアは某全日本ラリー&WRCラリージャパンで使われる場所(ピンとくる方は多いと思います)。
いつもの広い峠道の麓に着くまでは、狭い舗装の林道を走行。そこまでは高速を使い高速巡行時の各部のインフォメーションチェック。
リセッティングしたMINICON-PROの最終詰めの段階で燃調の0.25%の増減。エレスタビシリーズ塗布の効果の確認。高速巡行時においては風切り音や車体安定性(含む操作に対する車体運動の正確性)の確認。FORTEをアウターケースに塗布した後の減衰特性の実動作確認です。
ここまでとりあえずはトランスポート区間ですが、手前の林道ではちょっと本気で。1~3速を主に使います。ヘアピンでiQだとサイドブレーキを使わず2速進入で旋回途中で1速に入れて加速して即座に2速に入れる走り方の方が速いですね。
そういった走り方をして、一旦停車して路面温度と各車輪の温度とタイヤ内圧を計測。
※路面温度 15時ドライ 小雨が降りだす(時折薄日 気温28度)
※右前輪温度
一番温度の低い左後輪とは約10度の差が出てきていますね。この温度差とインフォメーションの変化、内圧の変化、タイヤの減り方の確認を観察して記録します。このデータ量がモノ造りに大切なのです。ドライバー側としては、正確にバラツキが無いように、目的に応じた走り方を行う事が大切です。
風切り音や車体のハーシュネスが、各部の静電気除去抑制コーティングにより少なくなり、より吸気音が聞こえるようになっています(スロットルボディ内と特製レスポンスリングにFORTE施工を行っています)。
路面は湧水、堆積砂、流木が出ていてあまりデッドにラインは取れなかったけれども、タイヤコートHGを定期塗布しているNS2RとFORTE施工を施したエナペタルBILSTEIN”Air Repair:ATTACK SPECIAL”のおかげなのか以前のような不安定感は無かった。
燃料補正0.25%の増減の感覚では、この場所ではストレート以外では減らした方がスロットル操作に対してのトルクはついてくる。けれどもストレートや高速道路における加速&車速のノリやメリハリは0.25%増やした方が良いのが解った。1000m標高の気圧の変化で0.25%変わるのでそこの基準値に変化が生まれたかもしれない。
久しぶりのせいで私自身がなよっているせいなのか、以前のような痺れる時が無かったんだけど、各チェックポイントでのスピードメーターをみて驚き・・・
確実にペースも最高速も上がっている。正直、遅くなったように感じたんだけど?
本当はこれくらいの走り方をやりたいんですが、スポンサーもいないしパーツの供給体制も良くないし・・・
以前コーナリング中にギャップを通過した際、何回かリップと路面を干渉させてしまい、ヘアクラックがスポイラーに出来ています。割ると後がないので、テストも本番もヒットする可能性がある場所は気を付けてはしります(虚しい・・・)。
クラウドファンディングを行っているのは、私の為ではなくiQを乗り続けたい、楽しみたい、と思っている人の為でもあるのです。
Posted at 2020/07/25 10:38:51 | |
トラックバック(0) |
セッティング テスティング | 日記