ヒルクライムレース過去動画から・・・

Air Repair iQの進化の過程を思い出しています・・・
2014年に参戦を始めてやはり簡単なセッティング方法だけでは限界があると思い、脚を見直してクロスミッションとローファイナルギヤを投入して参戦したのが2015年。


この時、入れたオイルがすこぶる耐久性が悪くて2000Kｍそこそこで入れたばかりのトランスミッションとローファイナルがお釈迦・・・　ここからの帰途で6速のうち3と4が使えなくなったという( ；∀；)
ばらすと最悪で細かい金属粉だらけでミッションケースごと全交換。

その後、三年・・・
Corsa di Macchina（参戦しているヒルクライムレースの主催者冠名称）もステージが御岳から兵庫県のハチ北高原へかわりました。
iQも更にデータ収集からLSDが組み込まれたり、ボディ補強が変わったりしながら変化。



そして、今年の春はコースレイアウトがAir Repair iQに向いていたのと、Sタイヤの使用をやめて（グリップ力を犠牲にして転がり抵抗を無くして失速を抑える）XL規格のナンカンNS2R（要求エア圧が高くて転がり抵抗がすくない、コンパウンドが通常スポーツラジアルより柔らかくSタイヤより硬い）を使い、Air Repair オイルを使用（エンジン＆トランスミッション）等、完成形に・・・



今までの甲斐があってクラス優勝を飾る事ができましたﾟ( ；∀；)
（昨年優勝のPEUGEOT106MAXiが不在だった事もありますが・・・）
PEUGEOT106MAXiの戦闘力まで引き上げようとしたら、エンジン内部まで手を入れないと無理ですし（過給器は排気量区分が変わるのと拡張性に制限が出るので×）おそらく車検不対応となる公算が大きいのと予算が大きく増えてきます。ひょっとしたら考え時かも・・・

四月以降もサスペンション小変更、タイヤ＆ホイルのサイズ変更、アーシングを含めた電装系の拡充を行っていますが、競技の世界においてはどの程度のアドバンテージが出たのか？

悩みどころ・・・