昨日のタイヤブログと少し被りますが・・・
iさて、QはFF車です。
近々のFF車の中で、機械式LSD(トルセンやビスカスは除く)の装着車両は稀な存在だと思います。
これはひとえにCVT車両が主になった為と定期オーバーホールが必要な為に自動車メーカーから嫌われた為だと思います。
走行性能が格段に上がるのに残念な事だと思います。
さて昨日、我がiQのタイヤのチェックをしたところ、こんな感じでした。
フロント
リヤ
左周りのコースでテスト走行する機会が殆どなので、右の方が減りが早く、当然ながら駆動輪である前輪の方が消耗度は激しいです。
前輪は昨年末交換、後輪は一昨年秋の交換です。
なんと!前輪と後輪で減り方が二倍以上違います!
LSDが無かったこの間まで、後輪は殆ど減らなかったんですよね。
その理由は、前輪がホイルスピンした場合に失速するので、後輪に荷重が乗らずトラクションのかかり方が薄い=グリップが少ない=減らないという状況だったんですね。
乗った感じで言えば、タイヤのグリップ力だけに頼っている感じ(なにか地に足がついていない不安感あり)でした。
しかし、LSDが組み込まれたこの間からは、前輪が向いた方向に食いつきながら加速できるので、その時に後輪に荷重(トラクション)がかかりグリップ力が生まれて踏ん張りが効くようになったんです。
それで、写真のような減り方になったんですね。
後輪が滑ってもスパッ!と滑るのではなくギュ~という食いつきながらゆっくり滑る感じです。
安心の滑り方で自分としては納得して、求めていた感覚なんですよね。
だから、大きな破綻が生まれにくく、一般道では安全限界が高まったという見方をしています。
ただ、多少車が男気(笑)を発揮するので、気を休めて(?)運転したいという方には不向きでしょうか(笑)?
昨日、UPされたヒルクライムレースの動画に1985FIAT‐UNO‐TURBOのレースマシンがありました。
今のアルトくらいのボディに、230PSのチューニングターボエンジン、当然ながら特性ミッションにLSD装着のFF車です。
動き方やノイズ、内側からの映像をみると、レベルが高く造りこまれていることがわかります。
このマシンの動きをみていたら、私のiQに似ているように感じましたよ。
多分、ドライバーの感覚(好み?)が僕と近いんでしょうね~
あまり、FFのレース車で僕が共感する車両はないんですが、
このUNO‐TURBOは自分がドライビングしてるかのような錯覚に陥りました♪
Posted at 2017/11/21 11:15:10 | |
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機械式LSD | 日記