滅多にある事ではないのですが、私の実家と今勤めに行き始めたタクシー会社の事務所にRN1ステラを駐車した際に、著しくスマートキーの反応が悪くなるんですね。
当初は電池が減ってきたからかな?と思っていたのですが・・・
通常だと車両の受信機から1m程度の距離でオンオフの反応をするのですが、この二か所のエリアだけ反応しないに等しいくらいです。オンオフをリモコンの施錠開錠ボタン操作で運転席ステアリング近くでガラス越しでやっと反応。
そして、ステアリングロックはこのスマートキーの反応と連動していて通常だと、鞄内やポケットに入れているだけで、ステアリングロックが解除されてイグニッションを回す事ができますが、この症状のあとはメーター上にスマートキーを置かないと開錠できなくなるのです。
今までずっと謎だったんですがこの間、ようやく仮説が立てられたんですね。
それは変圧器の構造を知った時からなんです。
柱上変圧器内には大きなコイル2種類があって、電磁誘導によって電圧を高圧から低圧に変化させているんですね。
コイルで電磁誘導・・・ということはその周囲に磁界が発生しています。
(電磁誘導の原理を応用しているのがモーター、発電機です。コイルに電気を通して動力を得るのがモーター、コイルを回して電磁誘導によって電気を作るのが発電機。回生ブレーキはこれらの原理を応用したもの)。
その磁界内にステラがいたとするならば、磁界の影響を受けて発生電波(電気信号を電磁波に変換されたものが電波、電磁波は電界と磁場の相互作用によって生まれます)が影響を受けているというものなのです。
静電気を溜めこむと、そこに電場&磁場が生まれます。通電していなくても静電気を帯びた回路が静電気輻射によって影響を受ける事も観測されています。
ということは、磁界内に車がいたならば静電気を帯電するのと同じ状態を強制的に大きく受けているのでは?と仮定したんです。
当初は、スマートキー自体にドロップダンサー2を塗布・・・変化なし
次にFORTEをスマートキーに刷毛塗り・・・多少メリハリがついたものの満足には至らず・・・
そして、エレスタビシリーズのフル施工後の昨日から劇的に変化したんですね!
何も影響を受けない時並みにスマートキーに反応するようになったんです♥
あ・・・
ちなみに全ての車に当てはまるかどうかは申し訳ないですが判りません。電波の周波数や強さや車の構造(鋼板の接合パターンでも磁界が変わりますから)で違いがあるはずですから・・・
この考えを活かしたのがエレスタビヒューズ。電圧変化をデータ化して通信しているのが今の車なので・・・😀
静電気除去抑制の考え方は様々な分野に応用できるんですね~
Posted at 2020/10/18 19:53:36 | |
トラックバック(0) | 日記