今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンのアルテオンです。
グローブボックスの中にプレイヤー部があるVWやアウディではおなじみのシステムに、JU60を使用したベーシックパッケージの取付を行いました。
フロントドアはディナウディオのプレミアムサウンドの3WAYのスピーカー構成で、ウーファー・スコーカー・ツイーターで車輛の多チャンネルアンプから音信号が独立して送られて来ています。
ただプレミアムサウンドでも音が物足らなくて、ミドルとトレブルはマッツクスの8まで上がっていました。
入庫した時は右のディナウディオのツイーターは鳴っていない状態で、トレブルをマックスまで上げたから飛んだのか、飛んでいたから物足りないからマックスまで上げたのか、どちらか分かりませんが、プレミアムとして体をなしていない事は変わりません。
ドアの内張を外したら、ヨーロッパのブランドと思われる防振材が貼ってあって、それが剥がれかけていました。
社員が剥がそうとしたかと思って、「勝手にめくってはいけない!」と言ったら、最初からめくれかけていたそうです。
作業は助手席のシートを外して、下にある多チャンネルアンプから信号を取り出して、グローブボックス下に取り付けたピュアコンに送ります。
ツイーターはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、プレミアムサウンドにはプレミアムなJU60を使用して、純正プレミアムをはるかに凌ぐサウンドへと変身させました。
ピュアコンは標準品をあれこれと交換して取り付けましたが、どれも特製が合わず、アーティストさん用に東京の出張仕事でプレミアムサウンド車に対応するための予備のピュアコンがあって、それを2階から降ろして来て取り付けたら、それがピッタリ合いました!
入庫時はマックスまで上がっていたミッドとトレブルも2でバランスが取れて、撮影した時は-1だったバスも最終的には0でバランスが取れて、JU60の高性能もあってプレミアムサウンドと呼ぶにふさわしい音質に生まれ変わりました。
お客様は最初はメーカーのオプションでも十分な音質だろうと思われていたそうで、実際にはピュアディオが手を入れないと本当の音楽に近づかないという事を実感されました。
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