今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、トヨタの新型プリウスです。
ベーシックパッケージのマッチングを一度取ってから、ドアの外板裏の響きを調べて、どの位置に何んの材質を貼るかマーキングをした後にベーシック防振の施工を前後のドアに行います。
更に外した内張にはマスキングを行った後に、裏面に粗目を付ける下処理を行って・・
意図的にランダムに厚い薄いを作りながらコーティング剤を塗って行って・・
エアコンと温風ヒーターのダブルで乾燥させて、翌日にはドアに内張を戻します。
フロントには純正の16センチスピーカーをJBLの16・5センチに替えて・・
ピュアディオブランドのATX-25と組み合わせた2WAYと、純正スコーカーも合わせた3WAYの両方で音を聴いてみました。
純正スコーカーをプラスした方が中音域が濃いのですが、スコーカーに低音を入れない様にしているコンデンサがチープなためにJBLユニットとバランスが取れずに、丸の部分のコンデンサを大型の物に交換して、値も30%変更してJBLユニットとATX-25とで3WAYを組んだ時に最も音色が合う様に工夫しました。
ピュアコンは6ピース構成の物をグローブボックス下に取り付けて、合計6本のピュアディオブランドのPSTケーブルをはわして、新型プリウスのフロント3WAYシステムが出来上がりました。
ただ音が出てから何度もピュアコンの値を変更して、更に音の出方をより生音・生声に合わせて行き・・
全体の音域ごとのレベルを3トーンとフェダーを駆使して合わせて行きました。
これまでだとJBLの16・5センチユニットを使用した場合は純正スコーカーを鳴らさなかった方がバランスが良かったのですが、新型プリウスのディスプレイオーディオでは3WAYにした方がインピーダンスの関係でパワフルな音で鳴る様になりました。
現在販売されているディスプレイオーディオ付きのお車は、これまでの車で上手く行った方式がそのまま合うというものではなく、これから色々な車種に個別に対応してピークに音が良くなる組み合わせを探さないといけなくなりました。
そんな時代だからこそ、ピュアディオのインピーダンス変換技術を使ったピュアコンを使ったセッティングが必要とされて来ています。
Posted at 2024/03/16 10:29:31 |
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