昨日の宇部店のマーチに続き、今日ご紹介する1台は福岡店のピットから日産マーチです。
実はこれは一昨日の作業なので、同じ日に2店舗でマーチが入庫していて、その調整を移動して同じ日に行っています。
こちらのマーチは日産の純正CDチューナーで、1DINサイズですが微妙にラウンドしたデザインで、車によくマッチしています。
今回はスピーカー交換と音質アップと車の静粛性を上げるためにドア防振の作業を行っています。
防振は3面防振とかフル防振と呼んでいる手法で、簡易防振が外板裏の1面の防振ですが、それにプラスして内側の鉄板面とプラスティックの内張り裏の防振を行って合計3面のフル防振になるのです。
ただ、自分が福岡店に着いた時には作業が全て終わって組んであったので、残念ながら中の写真がありません。
そしてドアスピーカーは純正からJBLのP560のミッドをインナー取付で交換しました。
P560は13センチ径で日本市場ではドアサイズいっぱいの16センチや17センチサイズのスピーカーが人気ですが、ピュアディオでは音を絞り込んだ中音域の濃い
13センチサイズの方が人気があります。
そのためP560は早い段階で日本に輸入されなくなっていたのですが、ピュアディオ専用便でアメリカの在庫を輸入しています。
ただアメリカの在庫も全てピュアディオが買ってしまっています。
次にツイーターはダッシュ上にJBLの同じシリーズのP560のツイーターをピュアディオ製スタンドで角度を付けて取り付けています。
サウンドピュアディオでは純正スピーカーにツイーターのみの販売が多いので、ツイーターとミッドを同数輸入するとどうしてもツイーターの方が先に無くなってしまうので、ピュアディオ専用ロットで200セット単位で作ってもらっています。
ドアスピーカーとツイーターは通常はメーカー製のネットワークで音をつなぐのですが、やはり中のコイルが固定では細かい音の表現が出来ないためにピュアコンを使います。
グローブボックスの下に組んであるピュアコンのコイルを音を聴きながら何度も交換して音を調整します。
昨日のマーチはベーシックパッケージだったので、すでにデーターが出ていたので
決められた値を入れました。
マーチでインナーでP560のミッドはデーターが無かったのでコイルを交換して音を
合わせました。
コイルの値でツイーターとミッドのクロスポイントがピタッと決まったら次はデッキのバス・トレブルなどの調整を行います。
デッキ自体が低音を強調してあったので、バスを少し下げた所が生演奏に一番近いと判断しました。
その時点で入庫時に比べたらかなり音質が上がっていたのですが、更にバッテリーをボッシュのハイテックシルバーⅡに交換して頂きました。
外見は純正デッキにツイーターが付いただけに見えますが、音質は別格になりました。
特にお客様が喜ばれていたのがドア防振で、「まるでベンツのドアになったみたいだ。」と言われていました。
確かにドアを閉めると『ボム!』という重くて心地いい響きに変っていました。
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