今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業からマツダの新型アクセラです。
異形パネルのナビ交換が出来ないタイプの車種で、CX-5やアテンザの様にオーディオレス車の設定が無い車です。
操作もインパネにはツマミがなく、まるで輸入車の様です。
音質アップするにはスピーカー側で音を良くするしか方法が無いのですが、まずはどこから音信号を取り出したら分からないのでバラバラに分解してベーシックパッケージの取り付けの調査を行いました。
そして信号を見つけたら次はドアを分解してスピーカーの特性の調査と、防振のツボの調査を行いました。
この16センチスピーカーは後ろのバッフルと一体化していて、ユニットだけの交換が出来ません。
最初はこのプラスチックのバッフルをメタルで固めて剛性を上げようと思ったのですが、このバッフルがメチャメチャ固くてこのままで十分な剛性がありました。
ダッシュ上には純正ツイーターの位置があって、その上にJBLのツイーターをピュアディオ製スタンドを使って取り付けました。
このツイーターはスコーカータイプの大型では無かったので、レンジが狭いのでJBLツイーターとの併用はせずに外しました。
そして全ての結線が終わったらグローブボックス下に仕込んだピュアコンのパーツをあれこれ交換してドアスピーカーとJBLツイーターの音のバランスを取ります。
このナビオーディオはバスとトレブルの2トーンしか付いていないので、ピュアコンでの音のコントロールは重要になります。
しかし棚にこんなに予備のコイルが有りながら新型アクセラにピッタリのリアクタンス値のコイルが無いんですよ。
結局自分でせっせとコイルを巻いて、ピッタリ来る値になるまで巻き替えました。
ただ1台分2個巻けば今回は大丈夫なのですが、ピュアディオ各店で新型アクセラが入庫してもいい様に直ぐに予備のコイルを巻かないといけません。
各店2セットとして3店×2×2で12個で、今回のと合わせて14個巻かなければいけません。
意外とこコイル巻は手間と時間がかかるのですが、この部分が高音質の決めてなので気が抜けません。
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Posted at
2014/02/14 10:54:17