今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からポルシェのカイエンです。
富士通テンのナビゲーションが付いた状態で入庫となったのですが、カロッツェリアの楽ナビに交換してフロントスピーカーの取り付けを行いました。
まずはドアの内貼りを外して鉄板の響きを調べてマーキングして防振の作業を行います。
純正スピーカーを外してそこから手を入れて外板裏の防振を行いましたが、純正スピーカーを見たら真ん中にくぼみが・・
これはつぶした訳ではなくて剛性を上げるために最初から付いているくぼみです。
次にダッシュ上に付いている純正ツイーターを外します。
外ドームでそれなりの大きさがあります。
後ろにはVWのマークがあるのでトアレグと同じパーツを使っていると思われます。
純正ツイーターを外した後にはグリルの上にワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取り付けました。
そしてドアにはアウターバッフルを製作してP560のミッドを取り付けています。
カイエンにJU60とP560のミッドの組み合わせは初めてですから、ピュアコンの部分のコイルの交換を行って音を合わせます。
車のスピーカー位置や組み合わせの多様化でコイルの数は年々増えていて、一番巻の少ない値は8マイクロから・・
一番多い所では575マイクロになっています。
おそらくここ3年でラインアップは2倍近くになっていて、一度出た値はピュアディオ3店舗で常にストックしてあります。
一番巻の少ないコイルと巻の多いコイルを並べるとこれだけ大きさが違います。
8マイクロから575マイクロの間でストックしていない値もありますが、途中で0・5マイクロ刻みでストックしている値もあるので400種類ぐらいのストックがあります。
それだけの数を持っていても車種と組み合わせによって本当にマッチングするコイルは1個しかありませんから、このピュアコンという方式は短期間で収益を上げる事が出来なくて、それでいて顧客満足度の高いシステムだと思います。
コイルのマッチングがピタッと合った後に楽ナビのイコライザー調整を行って出庫いたしました。
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Posted at
2014/12/24 10:47:53