今日ご紹介する1台は昨日の札幌店の作業から現行型ハリアーのJBL仕様車です。
先代にもJBLのプレミアムサウンド車はありましたが・・
現行ではラゲッジの右横にサブウーファーが付いています。
ドアには16センチスピーカーが付いていますが・・
中音効域が出ない設計になっていて低音域のみの再生になっています。
中音域はダッシュボート上のトヨタ・スバルサイズのスコーカーから発せられていますが・・
ここがコアキシャル構造で中央のツイーターから高音が出ています。
このコアキシャル構造が現行型ハリアーのJBL仕様車に乗っておられる方の不満につながっていて、高音域はデリケートなためにグリルに音がひかかったりガラスに反射して音が悪くなったりと先代に比べてかなり不利な構成で、システムのインピーダンスも特殊なためにスピーカー交換も出来ません。(仮にサイズが合っても音がバラバラになります)
そこで登場するのがハリアーJBL車専用のベーシックパッケージで、スコーカーの部分からは中音域のみの再生にして高音域はダッシュ上に角度を付けてセットしたJBLの外ドームタイプのツイーターに任せます。
音域やインピーダンスのコントロールはグローブボックス下に仕込んだハリアーJBL車専用のピュアコンで行いますが、この中の値は先代のハリアーJBLとは全く別な設計となっています。
ドアからはサブウーハーの一歩手前までの低音が出ているためにドア防振の作業を行って音のエネルギーを車内に向けます。
上の方のサービスホールに黒いゴムが付いていますが、これはここからロードノイズがかなり入って来ているからガードしているのでしょう。
外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせて貼る事によって震えを抑え、外からのロードノイズを抑えます。
今回はサービスホールの処理と内貼り裏のセメントコーティングも行って静粛性をアップさせています。
一度フェルトを剥がしてセメントコーティングしてあるのでロードノイズ以外では断熱性もアップしています。
見た目はダッシュにツイーターがプラスされただけですが、音質・静粛性。断熱性の3つの改善が行われたプレミアムなハリアーが完成しました。
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Posted at
2015/02/16 11:41:51