昨夜は福岡市の電気みらいホールに尺八とピアノとチェロの3人組みユニット『KOBUDOー古武道ー』のコンサートを聴きに行きました。
別に3人が古い武道をやっている訳ではなく、チェロの古川展生さんの古とピアノの妹尾武さんの武と、尺八の藤原道山さんの道の一人から1文字ずつ取ると語呂がいいから古武道になっています。
3人ユニット以外でも皆さんソロか活動をされていて、尺八の藤原道山さんとは親しくお付き合いをさせて頂いていて、自宅のプライベートスタジオでピュアディオ705のJU60のタイプを使っておられます。
道山さんは毎年前半はマリンバのSINSUKEさんと2人でツアーをされて、後半では古武道で3人でツアーをされていて、毎年2回は福岡で演奏されています。
また色々な音楽イベントでも福岡に来られていて、今月の6日の日曜日には琴の大会の審査員として久留米の石橋文化ホールに来られて、少し演奏もされるそうです。
昨夜の演奏は10月21日に発売されたクラッシック音楽を古武道なりにアレンジした演奏が14曲詰まったアルバム『cuisine de classic』からの楽曲を中心に演奏されて、藤原道山さんは色々な楽曲に合わせるために7本の尺八を交換しながら演奏されました。
途中15分の休憩を挟んで約2時間の演奏はとても有意義な時間でした。
藤原道山さんは尺八という日本の古典の楽器を演奏されながらも、昨夜の様にピアノやチェロの洋楽器と合わせて演奏されると古典演奏の音階では無い音が存在して、それを道山さんは7本の使い分けと独自に考えられた音階とで演奏されているので、穴の4分の1を押さえるとか4分3を押さえるなどの絶妙な技が必要になります。
この4分の1とか4分の3とかいう微妙な選び方がどこかサウンドピュアディオのコイル巻きと似ていて、以前に宇部市の渡辺翁記念会館でのコンサートの時にエントランスでCD販売をする時のBGMのピュアディオ705の音を聴かれて、「どうしてこんな音が出るのだろう?」と次の日に宇部店を訪ねて来られました。
その絶妙な音の表現は手作業でネットワークのコイルを巻き変えて、4分の1周でマイクロの下のナノの単位でチューニングしている事を実物を使ってご説明しました。
そんな縁からピュアディオ705のJU60タイプを自宅で使っておられるのですが、移動でデモカーのW212のEクラスを使用した時も、「スタジオでマスタリングをした時の様な音がする。」と感動されていました。
昨夜はコンサート終了後に楽屋におじゃまさせて頂いて、ピアノの妹尾武さんとチェロの古川展生さんと4人で記念撮影をして頂きました。
道山さんとはこれまで何度もお会いしていますが、妹尾さんと古川さんとは初めてお目にかかりました。
古川展生さんは12月の27日の日曜日に山口県の下関市生涯学習プラザ大ホールにて、ピアノの岡田将さんとのデュオのコンサートがあるそうなので、お近くの方は是非聴きに行って下さいね。
素晴らしい演奏を聴いた後にサウンドピュアディオがチューンしたシステムで音楽を聴きながら家路に着くと、先ほどまでの素晴らしい演奏が頭の中で蘇りますよ。
追伸
楽屋にお邪魔した時にステージの後ろから撤収の風景が見えたのですが、ちょうど証明を全て降ろしているところでした。
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Posted at
2015/12/02 11:32:21