今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業からスバルのステラです。
カロッツェリアの1DINのデッキを取り付けた状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行ないました。
サイドパネルを外してデッキを前に引き抜いて裏から音信号を取り出します。
信号はグローブボックス下にもって行き、ピュアコンを通して周波数幅とインピーダンスを制御してドアスピーカーと後付ツイーターに分配します。
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25です。
4月に正式発売して、12月の後半には150セットの販売を記録した大ヒット商品です。
正式発売の前にテスト販売で2セット販売しているので、合計152セットの販売で、1回の生産で200セットを作らないといけないので、既に次の生産の予定を組んでいます。
続いてドアの内張りと防水シートを外して外板裏にメタルとマットを貼り合せるベーシック防振の施工を行ないます。
現行ステラ・ムーヴ共にまだベーシック防振のツボを探っていなかったので、響きを確かめながら貼り位置と貼る材質を決めました。
貼るとカツン!と響きの止まる多重構造の防振メタルはマット系では取れない周波数帯の響きを抑える事が出来て、共振点の違う材質を組み合わせる事でドアが重たくならない割には音質アップと静粛性アップの効果は高いというところを皆さん不思議に思われます。
内張りを組み付けて音を出しながらピュアコンのコイルを換えて適正値を出します。
現行ステラは現行ムーヴと双子車なので同じ値が適合になりました。
先代のステラやムーヴは同じ素材のスピーカーを使っていても取り付け位置が高かったので中音域が強く耳に入って来ていたのでかなり大き目のコイルを入れていたのが、現行ではかなりドアの下にスピーカーが付いているので、かなり巻き数を減らして音のヌケを良くしてバランスを取っています。
具体的には同じユニットでも巻き数は3倍4倍も差があって、ドアスピーカー位置の変更やマイナーチェンジでグリルのヌケが変わったり、ユニットの材質が変わったら巻き数を変えて最適な音になる様にセッティングしています。
大きい巻きと小さい巻きで形状を変えていて、新しい車や新しいスピーカーに対応していたらこんなにストックが増えました。
これだけ種類があっても本当にピッタリマッツチングするのは1個だけで、細かく巻き数を変えてマッチングさせた音を聴いてしまえば、もう固定コイルで本当に合ってないいない音色を聴くのは嫌になります。
最後にデッキのイコライザー調整を行って、現行ステラの作業は完了しました。
ステラのお客様は以前からサウンドピュアディオの事はご存知だったそうですが、今年のイベントで実際に音を聴かれて購入を決められたそうです。
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Posted at
2015/12/27 10:21:58