今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業からトヨタの180系クラウンです。
マルチビジョン付きの10スピーカー仕様のお車にベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工を行ないました。
ナビに内蔵アンプが付いているタイプではなく、トランクの右横に多チャンネルアンプが付いていて、その出力には帯域制限がかかっているので、なかなか苦労するシステムです。
まずドアの内張りを外して防振作業を行います。
スピーカー裏は何も貼ってありませでしたが・・
ドアの中ほどから上には防振材が貼ってあって、これはスピーカーの音質とは関係無く、静粛性をアップするための材質でしょう。
スピーカー裏と純正マットの隙間に防振メタルと防振マットを貼り合せて、音質アップと静粛性アップを図りました。
当初はベーシックパッケージとベーシック防振のWパッケージの作業の予定でしたが、やはりドアスピーカーも換えたいという話になって、ISP-130をインナーバッフルを製作して取り付けました。
ベーシックパッケージではドアのスピーカー配線はそのまま純正を使用しますが、スピーカー交換と同時にピュアディオブランドのPSTケーブルを通しました。
この作業は意外と手間がかかって、量販店は嫌がる作業ですが、慣れて来るとそれなりの時間で作業出来る様になります。
最後に内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
次に純正のツイーターを鳴らさない様にして、グリルの上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
ダッシュの中央にはセンタースピーカーが付いていて、ここにレベルコントロールのパーツを入れて、ツイーターとのバランスを取っています。
リアトレイにはサブウーファーも付いていて、ピュアコンのパーツで合計10個のスピーカーのバランスを取っています。
180系のクラウンは以前デモカーとして持っていたので作業はスイスイと進みましたが、当時はISP-130もATX-25も無かったので、ピュアコンのパーツの組み合わせは一から探し出しました。
そうは言っても勝手知ったる180系クラウンですから、最後には3トーンをほとんど動かさなくてもスキッとしてリアのサブウーファーとフロントスピーカーが干渉しないセッティングになりました。
マルチビジョン付きの多チャンネルアンプで、普通にスピーカー交換すればバランスが崩れる様な車種でも、ピュアコンのパーツの組み換えであれこれと特性を変えて、その車にピッタリと音をマッチングさせるのがピュアディオ流です。
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Posted at
2016/06/09 12:13:14