今日ご紹介する1台は現在の福岡店の作業から、アバルトの595です。
ディーラーでカロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取付を行いました。
まずはドアの内貼りを外して・・
純正スピーカーはネジではなくてリベットで止まっているので、ここを切ってスピーカーを外します。
スピーカー穴とウレタンの防水シートを外した部分からドア内に手を入れて、外板裏の響きの中心に防振メタルと防振マットを貼り合せるベーシック防振の施工を行います。
次に車内からピュアディオブランドのPSTケーブルをはわして行きます。
この作業は右と左で微妙に構造が違うので、入り組んでいる方は時間が余分にかかります。
次にインナーバッフルを製作して、金属シートを扇形に切り込んで、上半分に雨よけを作ります。
金属シートはラミネート加工してあるので、水をはじきます。
ピュアディオブランドのISP-130を取り付けて、周りをエプトシーラーでくるんで、内貼りとの間に隙間が出来ない様にします。
ここのエプトシーラーはウエーブ状の物が業界の主流ですが、低音が強調されて聴こえて、バランスが悪いので、あえて普通の物を使っています。
内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
音信号を取り出すためにサイバーナビは一度取り外して・・
この車はグローブボックス下が狭くてピュアコンが取付られないので、助手席の下に取り付けています。
ツイーターはダッシュ上にピュアディオブランドのATX-25をスタンドを使って角度を付けてセットしています。
ピラー根元の純正部分は横向きで角度が悪く、指向性の美味しい部分からかなり逸れた状態で聴く様になるので、ここは使用しません。
アバルト595はACCポジションが無く、いきなりオンになって警告灯が点くか、エンジンをかけてテストするしか方法がないので、一度ピットから外に出して音調整を行います。
ISP-130は最初の鳴らし込みに時間がかかり、調整の最初の方と終わりの方で音のイメージが変わってしまうために、午前中はあれこれと音楽ジャンルを変えてCD再生を行いスピーカーを慣らして、午後から本格的に音調整にかかります。
アバルト595は純正スピーカーを使ったベーシックパッケージでも良い音がするのですが、更に良い音を求めてドアスピーカーまで交換される方が多いですね。
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Posted at
2017/01/15 10:07:42