今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から、スズキのアルトです。
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージにプラスして、フロントドアにフル防振の施工を行ないました。
フル防振は外板裏のベーシック防振にサービスホールを塞ぐ防振と、内張り裏のセメントコーティングの片ドア3面の加工で、一度に施工する事も分割して施工する事も出来ます。
小気味良い音質と、静粛性アップと、断熱性アップのメリットで『ピュアディオのフル防振』というのが少しづつトレンド化して来ています。
外から2面は当日出庫が可能なのですが、セメントコーティングは時間がかかるために一晩お預かりの作業となり、内張り裏のプラスチックのツルツルの部分に粗目を付けてコーティング材がはがれない様に加工して・・
手作業で厚い部分と薄い部分をランダムに作って軽量セメントを塗って行き、薄いプラスチックの響きを抑えます。
静粛性と断熱性もアップして、フル防振にすると軽自動車が軽自動車ではなくなります。
内張りをドアに組み込めば見た目はそのままですが、お客様からは「ドアの開け閉めをした時に違いが分かる。」と言われます。
ドアスピーカーは純正の16センチをそのまま使用して、ダッシュ上に取り付けたピュアディオブランドのATX-25と合わせて、フロント2WAYスピーカーとして使用します。
楽ナビから取り出した音信号はグローブボックス下の現行アルト専用のピュアコンに送って、周波数幅とインピーダンスをコントロールしてドアスピーカーとツイーターに分配します。
音が鳴る様になったらいつもの様にエージングCDを再生してスピーカーを慣らして、楽ナビのオーディオ調整を行います。
本来の人の声や演奏の音に合わせるためにタイムアライメントやバスブースとは使用せず・・
13バンドのイコライザーをほんの少しだけ動かして音を追い込みます。
カロッツェリアは1DINデッキとナビオーディオで音の傾向が違っていて、楽ナビやサイバーナビは余分な調整機能をオフにすればかなり素の音に近い音色になります。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2017/04/14 11:10:53