今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのハスラーです。
ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージとドア防振の作業をして頂いていました。
今回はシステムアップのための2回目の入庫で、ドアの防振が外板裏のベーシック防振と、内張り裏のセメントコーティングの2面だったのを、サービスホールの防振を加えて、片ドア3面のフル防振の状態にしました。
内張りにはアウター・スラントのバッフルを製作して、金属リングでドアとつないだ後に内側をセメントコーティングして、剛性アップと粗目で音を拡散させています。
スピーカーはJBLのGTO509Cのミッドのみを取り付けて、バッフルの形状でやや手前でやや上を向いているというのがお分かり頂けると思います。
ツイーターはベーシックパッケージで取り付けたピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、フロント2WAYのシステムが完成しました。
スピーカーが純正からJBLに変わり、アウターバッフルなのでピュアコンのパーツは交換が必要で、ハスラーのドアスピーカーは下の方に付いているので、アウターでは巻き数多めのところから、僅かに巻き数を下げてマッチングを取っています。
ケンウッドのナビオーディオは音を強調する機能が沢山付いていますが、ここはクセが強いので全てオフにして・・
イコライザーを1クリックのみ動かす、フラットに近い状態のセッティングを行ないました。
調整時に音が良く感じても、ユーザープリセットした後に音が微妙に変わるので、通常画面に戻したところで聴いて、また調整してを繰り返しました。
この機種のイコライザーは動かした周波数以外の部分が影響されて、レベルの上げ下げの問題ではなく、音色が明るくなったり暗くなったりするので、最終的にイコライザーはユーザーモードでフラットに設定して、ピュアコン側の調整だけで音を追い込みました。
ハスラーのお客様はあるアーティストさんのファンで、毎回コンサートに足を運んでおられる方です。
自分も同じツアーを聴きに行っていたので、会場の雰意気は掴んでいます。
会場に行った者にしか分からない感動を、車の中という狭い空間で、より近い状態に再現しました。
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Posted at
2017/09/06 14:40:34