今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、スバルのフォレスターです。
スバルオプションのダイアトーンのサウンドナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工を行ないました。
サウンドナビは200リミテッドというディーラー向けの専用モデルです。
まずドアの内張りを外して、工場装着の防振材が貼ってない部分に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
これでドア全体の響きが減衰して、良いスピーカーの響きが良くなり、外からのロードノイズの進入も減少します。
ベーシックパッケージはドアスピーカーは純正をそのまま使用しますが、お客様がお持ちだった15年前のJBLのセパレートスピーカーのツイーターはレベルが下がっていましたが、ミッド方は健常に動作したので使う事にして、インナーバッフルを製作して取り付けました。
先日のB&Wはミッドに対してツイーターが長寿で今回は逆で、ピュアディオのピュアコン方式はパッシブネットワークのパーツがバラバラで選べるので、2WAYのどちらかが生きていたら、片方に新しい物を追加してマッチングを取り、ユニットも単品販売なので、買わなくていい物にはお金がかからないし、マッチングも市販のネットワークでは出せない領域の音が再生出来るので、かなりお得なシステムだと思います。
内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
JBLの13センチミッドは中音域の上の方まで音が伸びているので、今回はダッシュのスコーカーは鳴らさず、スタンドを使って角度をつけて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターで高音域を鳴らします。
全ての結線が終わって音が出る様になったら、サウンドナビの音の調整機能の使う部分とオフにする部分を探してから・・
ピュアコンの組み合わせを大まかに合わせた後にエージングを行ない、その後で更に音を追い込みます。
ピュアコンのマッチングが合った後にイコライザー調整を行なって・・
メモリーを行なった後に再生画面に戻して音を確認して、それでイメージが違ったらまた調整してと、最近のナビオーディオは調整画面と再生画面で音が違う場合が多いので、かなり時間がかかる様になりました。
お客様が押尾コータローさんのCDをお持ちだったので、こちらのCDも使って調整を行いました。
ひょっとしてお客様は押尾コータローさんのファンで、テレビCMで押尾コータローさんが出られるからダイアトーンにされたのでしょうか?
押尾コータローさんは自分と親しい三味線プレイヤーの上妻宏光さんとDEENさんと交流があって、それがきっかけで親しくさせて頂いています。
今年の福岡のコンサートの後にバックヤードに入れさせて頂きました。
まめにコンサート会場に足を運んでいるのも、正確な音調整には必要な要素です。
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Posted at
2017/10/23 10:44:50