今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
アルパインのヴェルファイア専用の11インチのビッグXを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
CDのディスクと比べたら11インチのビッグXがかなり大きいという事がお分かり頂けるでしょう。
作業はまず防振のためにドアの内貼りを外します。
防水シートの上にゴムの防音材が貼ってあって、外からのロードノイズの進入を防いでいます。
内張り裏のプラスチック部分には何も貼ってないので、ベーシック防振での静粛性アップは期待出来ます。
それとドアスピーカーは16センチよりは大きいサイズで、せっかく出ている低音が外板が震えてだだ漏れなので、それも勿体ない感じだったのが・・
何も貼ってない部分の響きの種類を分類して、防振メタルと防振マットを響きの中心に貼って、ドア全体の響きを静めます。
メタルとマットの枚数は方ドア8枚で、間に何も貼ってない場所があるにも関わらず、響きの中心を抑えているので、ドアが重たくならない割に効果があります。
そして内貼りを組み付けたらドアの作業は完了です。
続いてビッグXの本体を一度取り外して、裏からPSTケーブルで音信号を取り出します。
取り出した信号はグローブボックス下に取付ける現行ヴェルファイア・アルファード専用チューンのピュアコンに繋いで、純正のドアスピーカーとダッシュの純正スコーカーと、後つけツイーターの3カ所に分配して送ります。
ダッシュの純正スコーカーは入庫時は中音と高音の両方を鳴らしていましたが・・
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを追加して、フロント3WAYのシステムにして、高音域がクリアーになって音の輪郭がハッキリしました。
純正スピーカー側もインピーダンスなどを調整して音がハッキリして、ただツイーターを追加しただけのチューンナップツイーターとは違って、6個のスピーカーのトータルの音域やインピーダンスの整合性を合わせて音をコントロールしています。
音が鳴る様になったらあれこれとジャンルの違うCDを再生してスピーカーを慣らしてから、ビッグXのイコライザー調整を行いました。
仕上がって外にヴェルファイアを出して音を鳴らしたら、これまで外に漏れて無駄になっていた低音がギュッと中に入って、低音域は下げないとレベルが強すぎる状態でした。
これだとプラスチックケースに入ったパワードのウーファーの音域を完全にカバーしていて、「静粛性アップと低音のアップを考えたらベーシック防振はかなりお得だな。」と感じる事が出来た作業でした。
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Posted at
2017/11/03 08:57:11