今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、スバルのエクシーガ・クロスオーバー7です。
スバル純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、以前ベーシックのWパッケージを取付けて頂いていましたが、今回はシステムアップのために追加の作業をさせて頂きました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25で、ドアスピーカーは純正の16センチからJBLの16・5センチへ変更しました。
使用するスピーカーは670GTIのミッドで、ピュアディオ独自で単品を可能にしていて、インナーで取付けました。
そして低音がもっと欲しいという事でサブウーファーを取付ける事になったのですが、クロスオーバー7は3列シートのために通常のボックスタイプのエンクロージャーを取付ける場所がありません。
そこでシート下に置くタイプのウーファーとしては大き目で、ボディーもアルミダイキャストでしっかりしているミューディメイションの25センチタイプのX10を取付ける事になりました。
ただ670のミッドとX10のウーファーの得意とする低音域が重なってしまっていて、普通に鳴らせば妙に同じ音域ばかりが強調されて不自然な鳴り方になります。
そこでスバル純正ナビの楽ナビベースの物の調整機能を駆使して、同じ周波数が重ならない様に調整しました。
しかしこのフィルターがカットオフ周波数が大雑把なのと、下限周波数をカットしてフィルターがかかると中高音の音の新鮮さが失われてしまいます。
そこでナビのハイパスフィルターはオフにして、ピュアコンに追加パーツを取付けてハイパスをかけて、細かい数値の交換で絶妙な音のつながりを探しました。
ミッドの下を切ると上の周波数まで影響するので、ブラックボックスとコイル等全ての値を一から見直しました。
合計6ピースのパーツをあれこれと交換して、狭い音域でのミッドのウーファーのつながりを探って、納得出来るつながりになったのでお客様に電話して取りに来て頂く事にしました。
出庫前の試聴で低音域だけでなく、中高域がかなり変わっている事に驚かれて、とても喜んで頂きました。
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Posted at
2018/05/21 12:45:17