メインユニットのブラックボックスはATX-25用だけで16種類あって、微妙に特性が変えてあって、青で囲ってあるプレミアムサウンド車の低インピーダンス専用の物だけで5種類を用意してあります。
それと組み合わせるコイルの数は数百種類で、毎月これまで使わなかった値を新設しているので、今何種類か数えていません。
そのコイルは1μH単位でストックしていて、中でも黒く囲っているコイルはその2倍の刻みの0・5μでストックしてあります。
実際に0・5刻みで交換して行くと、本当にマッチングしているはるか手前では2μ・3μでもあまり変化は感じず、本当にマッチングする手前になると1μの差が分かる様になります。
この0・5μ刻みはZSP-MID用で、実際にアーティストに会って生の声や生の楽器の音を聴いた事のある方なら差が分かる変化があります。
そのコイルの制度の出し方を今日はご説明しますと、ある巻き数のコイルをハンディーテスタータイプの測定器で測ったら、555と表示されました。
同じコイルをシールドタイプの4極プローブを使って高度な測定器で測ると5557と表示されて、一桁下まで計れて、実際には556に近い事が分かります。
そして縛っているインシュロックを3本カットしたら・・
5553に末尾が4減りました。
更にもう3本カットしてインシュロック無しにしたら5546になり、最初から11減ってしまいました。
つまり測ってから製品かしたら値が微妙に変わってしまうので、製品化したら実際の動作でいくらの値になるかを知って作らないと、1μ刻みや0・5μ刻みの正確なコイルは作れないという事です。
それと宇部店と福岡店では測定器は1つの机に2台置いていて、コイルとコンデンサをそれぞれの測定条件を入れた上で、別々に測ってスピードアップを図っています。
こちらの測定器で10マイクロのコンデンサを測定して、10・0098μFと表示されたら、それは10・01とテプラーを貼ってストックして、ほぼ同じ値の物を見つけて左右でペアリングしています。
測定で使っている4極のシールドプローブには使い始めた日にちが記されていて、うちの使い方で1年ぐらい使ったら表面が擦れて酸化して来て、判定が出るまでに時間がかかりだすので交換しています。
予備の測定プローブを常備していて、1セット3万円するので、これだけで6万円します。
工場の品質管理や大学の研究室で使っているレベルの機材を使って、サウンドピュアディオのピュアコンは、上下左右の特性がピタッと合って、スカッと気持ち良い音色を再生させています。
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