22日の水曜日に始まったJR博多駅前広場のイベントも今日が最終日となりました。
ワゴンRのベーシックのWパッケージのデモは、昨年のNボックスと違って後部座席に子供を座らせて、「どう?狭くない?」という試聴以外の来場者で本当に聴きたい方が聴けないという事がなくて、車種選択は成功といえるでしょう。
これが今話題のスペーシア・ギアでも置こうものなら、来場者が爆発的に増えても実質的な試聴が減るので、意味が無かったでしょう。
それと同じワゴンRに乗っていて、「自分の車と全然音が違う!」という方もおられて、ちょっとした工夫の積み重ねがこんなに音が変るんだ!と、ノーマルを聴いていた期間が短かったので、今更ながら実感しています。
ただ全ての時間で来場者が多い訳ではなくて、何故か1日の中で極端にむらがあって、そのむらの隙間の時間にピュアディオ3店舗のパーツの在庫表を見て、製作物の下ごしらえを行っていました。
機械巻きしてあるコイルをじわじわほどいて希望の値に合わせて行き、ほぼ希望値になっていますが、温度湿度の問題で本当に正確な値かどうかは分からないので、店に持って帰ってから最終的に値合わせを行います。
こちらはコンデンサのペアリングで、基本は0・470のはずがこれは下の値が出ていて・・
もう1個はかなり上の値が出ているので、これは左右で使う事が出来ません。
たまたま博多駅近辺で働かれているエンジニアの方が見られて、「こんな選びかたをしていたらもうからないでしょう。」と言われていて、普通は工場から出て来たパーツをそのまま装着すると誤差が出て、右と左の音がピッタリ合わないという事になり、そういうのをタイムアライメントで合わせるみたいになるので、パーツ合わせは良い音を作る根源です。
ただし、屋外で測定しているので、普通は黄色いテプラ―で数値を入れているのを、白いテプラ―を使って、装着前に温度・湿度管理をした部屋でもう一度確認する様に目印にしています。
またデモカーの白いノートは試作品のスピーカーが付いていて、博多駅の地下駐車場に置いて、たまに聴きに行ってはパーツを交換してを繰り返して、音決めをしていました。
イコライザーは一度フラットにして、素の音を聴いてからピュアコンの値とイコライザーの値を変えます。
昨日の時点で白いノートは音が決まって福岡店に置いてあり、後部座席には交換したパーツがどっさり乗っています。
スピーカーの価格は53000円と決まり、若干数のテスト販売を行い、最終的に量産するかどうかを決めます。
イベント会場で試聴を行いながらも、あれこれと普通の仕事も行っています。
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Posted at
2019/05/26 09:34:45