今日ご紹介する1台は、先日の大阪からお越しになったCXー3の作業の後編です。
マツダコネクトのシステムにアンプもイコライザーも取り付けずに、車両アンプからダイレクトにピュアディオブランドのPMBケーブルで音を取り出して、グローブボックス下に送った後、ピュアコンを通して再びPMBケーブルを通してスピーカーに音を送る、超低ロス伝送で音楽を再生させています。
PMBケーブルはSKYー3の前の型の高級ケーブルになり、材質は同じでも外径が太いために、今でも希望されるお客様が」あり、在庫がある限りは販売して行きます。
ドアはこれまでインナーで使用されていたピュアディオブランドのZSPーLTD15をアウターバッフルを製作して表に出して、形の形成が終わった後にレザーを貼る前に音調整に入りました。
ダッシュには木を切り抜いた後に周りをパテ形成するワイドスタンドをワンオフで製作してJU60ツイーターを取り付けますが・・
こちらも形成を待っている間に予備のベースを使って音を鳴らして、フロント2WAYで音調整を始めました。
ピュアコンは合計10ピース構成のフルバージョンで、ミッドの上限周波数を決めるコイルは今回のシステム用に輸入物のコイルをじわじわほどきながら、ツイーターとのマッチングが良い巻き数を探りました。
マツダコネクトの音調整はツイーターが新品で音が硬いので、トレブルを1下げるかバスを1上げるかで迷い、それはあくまでツイーターが新品の時の話で、大阪まで帰られるともうめったな事ではメンテナンス出来ないので、いまはこのパターンだけれど、将来的に音が慣れたらこうして下さいね、という将来を見越したセッティングで、昨日のワークス同様にメンテナンスフリーを考えたセッティングを行いました。
自分が宇部店を出発した後にツイーターのパテ形成と植毛塗装と、アウターのレザー貼りが終わって、決めた値の前後のピュアコンのパーツを用意した上で福岡店に出発したので、最終的な音確認は専務がしてから出庫となりました。
この値をこっちに1刻み動かすとこうなるからと説明して出かけたのですが、レザーを貼ったり植毛塗装してもほぼ音は変わる事なく、自分がセッティングした値で夕方6時半にCXー3は納車されて、お客様は大阪に向けて帰られたそうです。
当日自分は後前中CXー3の調整を行なって、昼過ぎに福岡店に着き、そこで愛知県からのお客様にATXー30のデモンストレーションを行なった後にお預かりして、それからFM福岡に番組収録に行って、帰って来てから愛知県のお客様の作業に立ち会うと、かなり忙しいスケジュールで仕事をこなしました。
遠方からのお客様には次に点検に入れる事が出来ないので、メンテナンスフリーのセッティングという事で、いつも以上に色々なジャンルの音楽を再生して、短期間ながら最も効率の良いエージングで出庫しています。
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Posted at
2019/07/29 07:00:41