昨夜テレビを観ていたら、DA・PAMPのISSAさんが、「16年ぶりに紅白に出場しました。」と言われていましたが、サウンドピュアディオでは16年間使用したハンダの漬け込みを行う機械を入れ替える事になりました。
ここ近年車がどんどん変わって来て、電気を多く使うシステムが合わなくなって来て、SKY-3や前のモデルのPMBなどの高級スピーカーケーブルを使って、シンプルな構成で良い音を再生するという方向にシフトして来ています。
ただ急激な需要に対応するために機械に負担をかけてしまい、作業まで約2時間かかる温度の立ち上げ時間を短くするためにライターやチャッカマンなどで炙り、数か月に一度来社されるハンダ機器メーカーの太洋電機さんからは「上のグレードの物に買い替えて下さい。」と言われている状態でした。
こんどの物は産業用でかなり大きく重たくなって・・
電源ケーブルが先バラでブレーカー付きの配電盤に直接付ける様になっています。
秘伝のタレならぬ秘伝のハンダの配合で新たにハンダ槽を埋め様にもかなり容量があって、前の秘伝のハンダを移して合わせた状態で槽を埋める事にしました。
機械を熱くして持ってひっくり返そうと思ったら周りが物凄い熱で、仕方ないのでホームセンターで調理道具を買って来て、それで中からすくい出す事にしました。
最初はめいっぱいすくったら、ハンダは金属なのでかなり重くてズッシリ来て、こぼれたら大変なので少しづつ新しい槽に移して行きました。
何度も繰り返していたらかなり少なくなって・・
もうこれぐらいならいいかな? とも思ったのですが、そこは16年かけて作った秘伝のハンダで・・
冷えて固まりかけた所をゴリゴリとお好み焼き用の小型のへらですくい取りました。
ハンダは全て新しい槽に移ったので、電源を入れて温度を上げて溶かして行きます。
表面に汚れが浮き出て来たので、へらで掬い取ります。
おーっ! やっぱりこの輝きでないと良い音は再生出来ません!
そして試しにSKY-3の切れ端を実験で漬け込んでみたら・・
あれっ? 真ん中まで熱が通らず、エナメルで絶縁してある部分が焼き切れず、導通していません。
それもそのはず、メーカーの最初の出荷時の温度設定が270度で、ピュアディオの基準がそれより100度上の370度で、70が見えたので勝手にいつもの温度と同じと思っていたので、芯まで焼き切れないのでした。
メーカーの標準設定の100度上で、短時間でスパッと焼き切っているからこそ、SKY-3やPMBケーブルの高音質が得られているというお話でした。
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