今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スズキのスペーシアです。
デンソー・テンのイクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付けを行いました。
まず一度ナビ本体を取り外して、裏から音信号を取り出した後、ピュアディオブランドのPSTケーブルに接続して、グローブボックス下まで送ります。
純正のスピーカーコードの末端から音を取り出してネットワーク回路に接続して音を分配するトレードインスピーカーに比べると、この時点で音の新鮮さに差が出ています。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けます。
ブラックボックスは白いラベルのRRタイプで、高音用のパーツを4000円分ほど高い物を使用しているので、音の粒立ちが細かくなっています。
ピュアコンで周波数幅とインピーダンスをコントロールして、ダッシュに取付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターと、純正のドアスピーカーに音を分配して送ります。
この年式のスペーシアはドアの中央よりもやや下ぐらいにドアスピーカーが付いているので、中音域が耳に入りやすくなっています。
ピュアコンの音調整にプラスして、イクリプスのナビのイコライザーも使って音調整を行います。
パッと見グラフィックイコライザーに見えますが、最初に動かす周波数を選んだ後に動かす幅を選んで、それでレベルを合わせるパナメトリック方式になっています。
強く聴こえる音域以外を少し上げて、全体の音のバランスを取りました。
イクリプスのナビオーディオはポジションのプリセットを前席2席を強調しないと音に押し出しが足らない場合があるので、この様にポジションをプリセットしました。
CDやテレビやラジオと様々な音源を聴きながら音調整を行って、最終的に何度も会って生声を聞いた事のあるパーソナリティーさんの声がきちんと聞こえたので、そこでセッティングを終了しました。
ラジオでニュースがハッキリと聞き取れるという仕様から、音楽が自然な音色できちんと聴ける仕様に変りました。
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Posted at
2020/01/09 14:35:57