今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、日産のウイングロードです。
カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーを装着した状態で入庫となってベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、あらかじめ工場装着の防振マットが貼ってある外板裏の空いた場所に、防振メタルと防振マットを貼り合わせて、スピーカーの音につられて鳴る残響音を無くして、外からのロードノイズを入り難くします。
元のマットの減衰も考えて、貼る位置と形を工夫して、ドアの重量が増えない割に最も効率の高い防振を目指します。
ベーシックパッケージなのでドアの純正スピーカーはそのまま使用して、見た目はそのままですが、防振効果でスピーカーの音だけでなく、ドアの開閉音も高級感が出ました。
ピラーに純正ツイーターの位置がありますがここは使わず、ダッシュ上にスタンドを使って理想の仰角・振り角に合わせた、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターで上質な高音を再生させます。
デッキからピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を引いて来て、MDF板を敷いた上にウイングロード用の値のピュアコンを取り付けました。
90年代前半にピュアコンが出来た時には下に板を敷いておらず、直ぐに板を敷いた方が音質が良くなると分かってべニア板を敷いて、それから短期間でMDFの方が音が良いと分かって、ピュアコンスタートから半年以内にはMDF板を敷く様になっていました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらデッキのセッティング機能を調整を行い、いつもの様にタイムアライメントをオフにしてからセッティングに入ります。
量販店に行けばPOPに『タイムアライメントで高音質!』と書いてありますが、サウンドピュアディオではタイムアライメントを使っておらず、その理由はお客様にアーティストのファンクラブに入っておられる方が多く、ファンクラブイベントでボーカリストの生の声を知っておられる方がタイムアライメントがかかった音を聴かれると、「音色がおかしい。」と必ず言われるので、2000年の少し前ぐらいからタイムアライメントは使わなくなっています。
自分もラジオ番組の制作で多くのボーカリストの方にお会いして生声を聞いているので、タイムアライメントがかかった不自然な音は拒絶してしまいます。
イコライザーは2カ所1クリックづつ動かした所が一番生音・生声に近いと感じでそこでセッティングを終了しました。
シンプルな構成のベーシックのWパッケージですが、音楽のツボを押さえた心地良いサウンドを奏でてくれます。
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