今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダの新型CR‐Vです。
ドアの内張と防水シートを外して、外板裏の鉄板の響きの周波数と中心を調べて、どこにどんな材質を貼るかをマーキングします。
最初の1台なので厳密に調べて、手順書に書き込みます。
この角度から撮影すると、4種類の共振点の違う材質を使っているのがお分かり頂けるでしょう。
同じ材質を大量に貼ると、共振点が同じために効果が薄く、更にゴムの鳴りがスピーカーの音に交じり、ドアも重たくなるとデメリットの方が多くなり、ベーシック防振は効果・重さ・価格のバランスが考えてあり、かなりのロングランヒットとなっています。
次に外した内張にセメントコーティングを行うためにコーティング剤が付くと問題がある部分を全てマスキングします。
表面がツルツルだと後で剥がれを起こすので、最初に機械で粗目を付けて、細かい部分は手作業で粗目を付けて行っています。
ここのブログではおなじみの、規則性を持たないランダムな状態で厚い薄いを作って、振動が通過しにくい状態を作って、ドアが重たくならない割に振動が吸収する様に施工します。
そして一昼夜寝かせて乾燥させたのがこの状態です。
まだ少し青白い色が残っていますが科学変化で茶色がかってきています。
昨日のブログが前編となっているのが、今日の午前には仕上がって後編で完結となる予定が、思わぬ所で時間がかかって午後の完成のために中編とさせて頂きました。
その理由は、当初純正ツイーターの裏にはコンデンサが付いていて、普通はこことドアスピーカーは並列接続されているのですが・・
ナビ裏を分解したら、ツイーター専用の車両アンプを通っていて・・
ミッドも一見普通のホンダ純正の16センチと思ったら、エッジに絞り込みがあるタイプで、ツイーターとミッドが別なアンプで鳴っているので、プレミアムサウンドと言ってもいいぐらいです。
そのためプレミアムサウンド専用のピュアコンをワンオフで製作していて、午前中の完成が無理になって、当初の予定を変更して中編とさせて頂きました。
初めての車種だったので、何かあってはと最長で夕方まで納期を頂いていたので、これからCR‐Vの音のツボを探ります。
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Posted at
2021/06/27 09:59:03