ゲストボーカリストは岩崎宏美さんで、ピアノ・ベース・ドラムのトリオに加えて、バイオリンの稲田桜子さんと、チェロとギターの伊藤ハルトシさんを加えた総勢6人の素晴らしい演奏と歌で、岩崎宏美さんの歌は全体の3割ぐらいかな?と思っていたら、何と7割ぐらいの楽曲がボーカルが入って、しかも往年の名曲のオンパレードで、とてもスペシャルなライブとなりました。
今回の公演は座席を1席づつ空けて、横も前も人がいない状態で、キャパの半分しか人を入れていないので音の通りも良く、これまでよりも良い音で音楽を楽しめて、隣に人がいないのでリラックスして演奏と歌を聴く事が出来ました。
おそらくイベンターさんは採算度外視でされた公演で、音楽文化の継承のための公演だったと非常に感謝しています。
演奏と歌だけでも特別サービスなのに、この日は写真撮影がOKな時間が用意されていて、自分も慌てて撮影して・・
ズームアップでも撮影する事が出来ました。
公演が終わった後にバックヤードに招待して頂いて、国府弘子さんがみえるまで撤収の作業を見ていました。
岩崎宏美さんは講演後に直ぐに空港に向かわれてそのまま東京に帰られるという事でお目にかかれず、サインを頂いていました。
今から8年ぐらい前だったか、東京国際フォーラムでデビット・フォスターさんのコンサートがあって、その時に近くの席に岩崎宏美さんがおられて、何故かその時の席が関係者的な場所で、とくダネ小倉さんやMISIAさんや秋川雅文さんなどがおられて、面識のある秋川さんには挨拶させて頂いて、MISIAさんの周りはアメリカの大使がおられてSPに囲まれていたので近づけず、公演後に秋川さんが小倉さんに挨拶したいと探されていて、でも小倉さんはアンコール曲の途中で出られていたので、「もう小倉さんは出られています。」と自分が言って、それで秋川さんが出口の方に向かわれて、それに気付いた人が「秋川さんがいる!」とどっと集まって来て、その少し前に岩崎宏美さんがおられて、もう周りは凄い状態になって・・ というお話を岩崎宏美さんとしたかったのですが、直ぐに出られたので出来ませんでした。
そんな事を思いながらバックヤードでしばらく待っていたら、国府弘子さんが出て来られて、放送関係者の方と自分を含めて少しお話をさせて頂きました。
最後に国府弘子さんと記念撮影をさせて頂いて、電気ビルみらいホールを後にしました。
みらいホールの駐車場は少し離れたところにあって、そこまで歩いて行って、車に乗り込んだら岩崎宏美さんと国府弘子さんの『ピアノ・ソング』というアルバムをプレイヤーに入れて聴きながら帰りました。
この先ほどステージで聴いた曲を、音色が整ったカーオーディオで聴きながら帰るというのは至福の時間で、サウンドピュアディオのお客様もこの時のためにシステムを組んでおられる方も多くおられます。
実は自分は1990年代の半ばは国府弘子さんのピアノと天野清継さんのギターの楽曲のCDを3枚使って音調整をするという手法を取っていて、3枚の録音方式が違うCDの録音方式の違いがハッキリ分かるのが良いセッティングという勘違いなセッティングをしていて、なぜこの時に生演奏を聴いて参考にするという手法を取らなかったのかと、今では恥ずかしい限りです。
でもデモカーのナンバーが指定で801を取っているぐらい、B&Wのマトリクス801の音を聴いて参考にしていましたが、そこに繋いでいるオーディオアクセサリーにクセが付いていたので、本当に正確な音色でないと気が付いたのは2006年になってからでした。
2006年以降はアーティストさんに実際に会って生音・生声と参考に音造りと変わって来て、最初に三味線の上妻宏光さんとお付き合いが始まって、その次に尺八の藤原道山さんを紹介されて、藤原道山さんを通じて国府弘子さんと知り合う事が出来て、90年代にあれだけ聴き込んだ国府弘子さんの生音を何故聴く努力をしなかったんだ!と、後悔しても後の祭りで、もしそれをしていたら今の音質に10年早く到達していた事でしょう。
サウンドピュアディオはFM放送のスポンサー活動を行う事で多くのアーティストさんとお付き合いが出来ていますが、このFM放送のスポンサー活動はカーオーディオやホームオーディオの音造りの根源となっているので、可能な限り続けて行こうと思っていますし、放送を通じてコンサートに行きたいとか、CDを買いたいと思って頂いて、素晴らしい音楽文化を継承する事が当社の存在意義と考えています。