今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、日産のNV200バネットです。
ケンウッドの1DINのCDチューナーを取り付けた状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
まずはインパネを分解して、裏から音信号を取り出してグローブボックス下に送ります。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを取り付けています。
比重が高いとあえて書いているのは、ネットワークの下に当社の真似をしてMDF板を敷く店が出て来て、その板が当社の半分以下の厚さで目も詰まっていない比重の少ない物で、厚さと比重で効果が有るか無いかの差が出るので、当社のMDFは音質アップのために高い物を使用しています。
また純白のボビンのコイルは何も巻いていない所から一から手作業で巻き上げていて、ボビンの材質にもこだわっていて、高音質を再生させる決め手となっていて、NV200の様にドアの下の方にスピーカーがある車には、手作業での微妙なインダクタンスの取り方で絶妙な音表現をしています。
ピュアコンから出ているケーブルは純正ミッドに行くフルレンジタイプと、ツイーターに行く赤味がかかった高音域重視の特性の物の二種類を使い分けています。
高音しか送らない部分に低い周波数の特性を上げても無駄なコストになるので、あえて広域特性を重視して、同じコストでも音質を上げています。
ダッシュの上にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったら、1DINデッキの3トーンを調整して音を追い込みました。
趣味の荷物を積むために2シーターとしてご使用のNV200が、長距離を走っても聴き疲れしなくて、スキッとした音で音楽を聴ける様に仕上がりました。
追伸
当社にもNV200があるのですが、最初の1年はベーシックパッケージでしたが、2年目からはドアがアウターバッフルになってZSPを取り付けたので、今はアウターのお客様用の台車となっています。
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Posted at
2022/02/26 10:10:59