NHKの朝の連続テレビ小説は、前作の『ちむどんどん』があまりに矛盾が多くて話題になり、その反動からか今作の『舞い上がれ!』はあまりネットで語られる事はありません。
ところが最近舞い上がれの無線の交信が分からないという書き込みを見つけて、これについてコメントで答えている人がいたので、これについて自分も解説します。
主人公の舞ちゃんが乗る練習用のセスナ機にはJA01TCと書いてあり、交信では「こちらはジュリエット・アルファ―・ゼロ・ワン・タンゴ・チャーリー。」と言っています。
これは無線の国際基準のフォネスティック・コードと呼ばれるもので、Aはアルファ―、Bはブラボー、Cはチャーリーと、ノイズがあっても聴き間違えしないように英語の決まった言葉で表現する方法です。
なので舞ちゃんの飛行機のアルファベットはジュリエットとアルファ―とタンゴとチャーリーと呼んでいるのです。
吉川晃司演じる教官の飛行機はJA78EMですから、ジュリエット・アルファ―・セブン・エイト・エコー・マイクですね。
ちなみに自分のアマチュア無線のコールサインはJH4EFTですから、ジュリエット・ホテル・フォー・エコー・フォクストロット・タンゴになります。
アメリカのドラマの24とかでも、このフォネスティックコードが使われていましたね。
さて舞い上がれの中ではスーパーの息子が航空学校で落第してしまい、地元に帰っていましたが他の全員が合格して航空会社に就職が決まった祝いに来ていました。
ただ自分の所のスーパーの商品を居酒屋に持ち込んではいけないでしょう。
舞ちゃんもパクパク食べていて、「天下のNHKがこんな放送をしていいのか?」と、不思議に思いました。
録画していたので後で見直すと、店員さんに「持ち込みいいですか?」と一様聞いていて、店員さんは「いいですよ。」とやる気なく答えていました。
まあドラマですから、実際のお店ではないので、本当にこれを居酒屋さんでやっていいかどうかは分かりません。
持ち込みと言えば10年ぐらい前の事ですが、ある日福岡店にお客さんが来られて、「スパナを貸して下さい」と言われたので貸してあげたら、自分で買って来た新品のバッテリーを店の前で交換されました。
その後で「ここでバッテリーを交換したら、その後で調整してもらえると聞いていたのですが?」と言われました。
言葉を失いました!
店でバッテリーを交換したら普通はその店で買ったから音調整をする訳で、他店で購入した物を店の前で交換して、音調整出来るとは普通は考えないと思っていた自分の認識が甘かったのでしょうか?
舞い上がれの持ち込みシーンを見て、そんな10年ぐらい前の事を思い出しました。
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世間話 | 日記
Posted at
2022/12/19 17:49:29