今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、日産のエクストレイルの後編です。
写真では周りが暗くなっていますが、祝日に日帰りで往復すると時間がロスするので、前日の夜に仕上げて宇部に帰りました。
助手席下にARCの2CHアンプを取り付けてフロント2WAYを鳴らして・・
ドアにJBLのPシリーズの13センチミッドをインナーで取り付けて・・
ツイーターはグレードが上のGTIシリーズの物を取り付けていて、15年ぐらい前はJBLのグレード違いを単品生産で作ってもらって、2度の生産で550セットの販売を行ったぐらい人気の組み合わせでした。
ラゲッジのアンダーボックスにはJBLのモノラルのウーファー用のアンプを取り付けて・・
20センチのサブウーファーをラゲッジ上に取り付けて、荷物を積む時はカプラーを外して降ろせる様にしてあります。
グローブボックス下の足元の形状が複雑なので、2枚の異形のMDF板の上にピュアコンを付けました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらディスプレイオーディオを鳴らして音調整を行い、バスエンハンサーを入れてバスを下げてミッドを上げるのか・・
バスエンハンサーを切って3トーンのバスを上げて、トレブルを下げるかを何度か繰り返して、どちらが生音に近くなるか比べていました。
その間にピュアコンのパーツの値も変えながら、運転席のシートを前にずらしてチャンディバのダイヤルとスイッチを動かして、色々音の組み合わせを変えて音を追い込んで行きました。
何度も調整していると、もうこれ以上生音・生声に近づかないという組み合わせに辿り着いて、そこから1コマ値を動かしただけで全体のバランスが崩れて来るので、そこで音調整を終了しました。
実際の調整ではこれが一番合っていると思っても、そこから一度それより上の数字を入れてみて、バランスが崩れる事を確認してからセッティングを終了しています。
これはエジソン方式と呼んでいるやり方で、最も適合している物を選ぶには、最も適合している手前の物をいかに多く見つけるかで、その物が最も適合していると証明するという事を本で読んで知って、そのエジソンが使った手法で音調整を行っています。
現在はディスプレイオーディオ付きで交換出来ない車種が増えて来て、これまで通り良い音でドライブ出来ないという悩みをお持ちの方が増えて来ていますが、サウンドピュアディオは独自チューンのパーツと、演奏したり歌ったりしている方に直に会って生の音生の声を知る事によって、快適なドライブ環境を提供させて頂いています。
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Posted at
2023/11/04 10:15:44