昨日は宇部店にいて、ハイローコンバーターの進化版の『コントロールコンバーター』の製作を行っていました。
試作品を作っている時はちょうど福岡店で作業に空きがあったので柳井君にしてもらっていたのが、今は誰も作業で手が空いていないので、自分で穴あけを行いました。
ただ組み立てていたら問題が起こって、ボリームの軸が長い物を使用しているので、下の基盤に付いているトランスと当たってしまってフタが閉まらないので、基盤のパーツの配列を右側を内にずらして、端を切り取って内側に寄せて付けてバリュームの下とトランスの上が当たらない様にしました。
ただこの作業が災いして、右のパーツを一度ハンダを溶いて外して、内側に移動したら一回しかハンダ付けしていない左に比べて音の新鮮さが無いのです。
そこで右の再ハンダした側の基盤を切り取って、新鮮な左側のみを切り取って左右にして、それで本来の音が新鮮で艶のある音で鳴ってくれました。
なので2台作ったつもりが1台分しかなく、2台目をこれから製作するところです。
一方ピット裏のカーポート下ではホンダのNボックスがジャッキアップされていて、タイヤハウス周りの防振作業に入っていました。
もう1年乗られているお車なので、タイヤハウスのカバーは一度洗浄を行います。
洗浄を行ったら新聞紙の上に並べて・・
防振材を吹き付けて行きます。
成分配合はセメントコーティングは異なっていますが、共通部分はたわみ成分を持たせてひび割れを起こさない線分で、最初は青白い色から乾燥して化学変化を起こすと茶色に変わる部分はセメントコーティングと同じです。
この成分は宇部市あすとぴあにある『山口県産業振興財団』の計測器を使ってX線照射を行ってデーターを取っており、石灰石の加工で政経を立てている会社が多い山口県ならではの設備で、お金のかかる計測器を持てない会社が多いので、県の予算で数千万円する機械を購入して、数万円で山口県の企業に使える様にしている事業を利用して、開発を行っています。
外した内張裏の鉄板部分にもコーティング剤を吹き付けて、作業が終わったらマスキングを外します。
まるで全塗装の様なマスキングで、出入りの業者がこれを見て「何をしているんですか?」と不思議に思われた様です。
マスキングを外して、今日お客様に納車致します。
前にタイヤハウス防振を行った青いNボックスに続いて、今回の白いNボックスで2台目となりますが、一台目できちんとした計測データーが残っているので、二台目以降のお客様は安心して作業に預けて頂けます。
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Posted at
2024/11/02 11:00:41