今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCX5です。
純正の16センチスピーカーを活かしたベーシックパッケージの取付を行いました。
ツイーターはピラーの根元に横向きに付いていますが、グリルの口径は大きいのですが、向きが悪いのと、マグネットが後ろの鉄の影響を受けているのと、ツイーターに中低音を入らない様にしているフィルターが貧弱なので、ベーシックパッケージで音質改善を行いました。
運転席を一度外して、下にある車両アンプから音信号を取り出します。
最初のシート位置に戻すためにマーキングを行っています。
取り出した信号はグローブボックス下に設置したピュアコンにPSTのフルレンジタイプのケーブルで送り、ここで周波数幅とインピーダンスを調整して、ドアの純正スピーカーと後付けツイーターに送ります。
純白のボビンにピンクのラベルのコイルは井川が一から手巻きしていて、1年前からはブラックボックスの中のコイルも井川が一から手巻きしていて、ディスプレイオーディオ化で下がった音質を取り返すためにかなりの時間をかかて少しでも良い音にと手間をかけています。
ダッシュの上にはスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたJBLの508GTIのツイーターを取り付けて、拡散するタイプの外ドームタイプで上質な高音を再生させています。
ツイーターに送られているケーブルはピュアディオブランドの高音域専用のPSTケーブルで、ドアの16センチスピーカーの途中まではPSTケーブルのフルレンジタイプで送っています。
純正の16センチスピーカーはピュアコンでこもりやすい高音域をカットしていて、インピーダンスをやや上げて重みのある音にしているので、純正のドアスピーカーの音にツイーターの音が加わったのとは全く違います。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、車両をピットからカーポート下に移動して、エンジンをかけて音調整を行います。
イコライザーを調整しながら同時にピュアコンの値も変えて・・
これまで取付を行ったCX5の値を最初に付けて、年式やグレードによる特製の差に対応する様に、ブラックボックスは4個目で、コイルは3個目で最も生音生声に近くなったので・・
そこでもう一度イコライザーを調整し変えて、CX5の作業は終了しました。
午前中入庫の夕方納車の当日対応で作業させて頂いて、仕上がりは高音域の改善だけでなく、ピュアコンでのインピーダンスの調整で低音の量感とキレもアップして、お客様には大変満足して頂きました。
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Posted at
2025/05/08 09:47:41