あまりこのようなことは書きたくないけれど・・・

サブとはいえ、人様を載せるタクシー業務をしているわたしです。
世間的にタクシーはどんくさくって身勝手な？と思われているような気が・・・

昨日、一昨日とあった出来事。
ちなみにパターンは同じ。
片側二車線で走行車線から追い越し車線に進路変更しようとした時。
お客様に不快な思いをさせないように（二回とも障碍者の方なのでG変化は体制を崩して危険、車内事故は運転者の責任となります）。

後方確認を行い車両の変更をシグナルを出し、進路変更をしかかったタイミングで加速して私の車両をどかそうとする・・・

一昨日はアバルト595、左からの追い越しざまに私に罵声を浴びせようとしたな・・・。そして私と目が合ったらやめたな(笑)

昨日はアンテナボールをつけた20プリウス、パッシング！ややこしそうなのでゴメンハザードしたけどね。

お乗せしている時に煽りをいれてくる配送トラックも意外と多い・・・
（急いでいるのはわかるけれど私が載せているのは命ですからね）

競技ドライバー歴30年以上の私としてタイミングは間違っていない自信がある。タクシーには室内前方後方に高精度なドラレコが装着されていますよ。事が起こってもめごとになるとお互いが厄介なんですけど・・・



※既に持っているサーキットレスキューの内容に障害者傷病者に対しての対応がプラスされたような感じ

タクシーが遅いのは路上で手を挙げられた時に停められるように、緩い動きをするのはお客様の安全の為に。

あとは車両特性もあります。車重、足回りの特性などから姿勢変化を起こし始めたらそこからの急激な姿勢の変化はほぼ不可能（一般車両とちがうところ）。

ドライバーも気をつけていますが、後方の死角が意外と多いんですよ。助手席ヘッドレストに装着されているタブレット精算機、隔壁（ウチのにはないですが）、ルームミラーは少し上にずらしています（これは後ろのお客様のプライバシー問題問題から）。

売上優先から自分勝手気味なドライバーも多いかと思いますし、昨今の経済状態から他業種から移り変わってきた新人ドライバーも多いのも否めないです。そのあたりは私からお詫びを申し上げます。

タクシーに対して単なる普通車と同じ感覚で対峙しないようにしてください。プライベート版バスとでもいうかな？

自分中心感覚で運転されている方からは邪魔なように思われるでしょう。しかし、公共の乗り物という見方をされたらどうでしょう。ちなみに私はそういう感覚で乗務しています。

私のお乗せする方の9割が”障害者””通院””ご高齢者の生活の為の外出（免許返納者の方も）””新生児を含む子供””妊婦”。乗車時の保護責任は運転士にあります。

タクシー車両に装着されているナビはナビ機能のついた業務連絡ツールです。タクシー配車アプリ、車内精算運航管理、配車データ、地区情報、GPS、無線と連携しているので走行中に触らなければならに事もあります（これは問題だと思うけれど私の力ではどうにもならない）。走行中にナビを触りやがって、なんて思わないでくださいね～

今迄の社会人経験のなかで、毎日大勢の方から”ありがとうございます””助かりました”といわれる仕事の経験はありません。辛いし、歩合だから給料も安いけれど続けられる理由の一つですね。