不定期シリーズのお客様の質問にお答えするは、今回は最近多く聞かれる「最近ZTWが人気がある様ですが、何故ZSPとZTWは同じ時期に発売しなかったのですか?」という、ユーザー歴が5年から10年ぐらいの方がおられます。
ZSPシリーズの第一段は2001年の6月に発売されたZSPーMIDです。
黄色いケブラーコーンに大きめのセンターコーンがデコボコにになっている独自のデザインで、複数の素材を混ぜて発砲させる事で強度が高いのに驚きの軽さを誇るという構造で、発売当時はB&Wの2WAYスピーカーをお使いの方のみの販売という、販売方法もユーザーを限定するという方法でした。
ZSPーMIDは元々B&Wの2WAYスピーカーをお使いのお客様が、ツイーターは10年以上健常に使用出来るのに、ミッドのAM50とAM50Jがドアに付けて使用すると10年もたなという事が起こり、かといってAM50とAM50Jは製造しておらず、B&Wツイーターに合う音色のミッドが存在しないという事でZSPーMIDを企画しました。
B&Wはホーム用のミッドバスは黄色いケブラーコーンなのに、何故かカー用は黒いコーンで、ツイーターやホーム用に比べて黒いコーンのカー用はコストもケチっていて、バランス的にもグレーの高いホーム用みたいな13センチミッドが欲しいという要望が多くあり、B&Wツイーターのユーザーが約100人おられるから100セット限定という考えで発売しました。
しかしお客様の中にはJBLやナカミチの2WAYスピーカーをお持ちのお客様がB&Wユーザーの何倍もおられて、そこでB&Wユーザー以外のお客様にもZSPーMIDを販売出来る様にという風に変更したら、こちらの方でかなりの数の販売となり、限定の100セットがあっと今に売り切て、次の100セット、また次の100セットと増産してヒット商品となりました。
その時から将来的にZSP専用のZTWの構想はありましたが、なかなか上手くいかずに日々が過ぎて、その時にJBLの60周年記念モデルのツイーターのみをピュアディオ専用に生産してもらえる話が出て来て、JBL製のユニットで60周年記念モデルだから略してJU60という品番にしてヒット商品となっていました。
そうこうしているうちに車の買い方が段々変わってきて、残価設定ローンで車を購入されて、3年か5年後にはディーラーに車を返すという方が増えた時に、これまでのZSPーMIDのアウターバッフル専用設計のスピーカーでは車を返却するのにドアの内張りを交換して出さないといけないので、ZSPに音色でインナー取付が出来るモデルをZSP誕生15周年モデルとしてZSPーLTD15として発売して、LTDは限定を意味していますが、そこから10年が経過してもまだ販売しています。
こちらのモデルはセンターコーンを小さくて、ケブラー部分を多くしているのでコストはかかっていて、音の直進性よりも広がる様に設計してあるのでインナーバッフルでの使用が可能になりました。
デモカーではカローラスポーツがアウターバッフルのZSPで・・
フォレスターがインナーバッフルでZSPで、もちろんアウターバッフルのカローラスポーツの方が音の表現力が優れているのですが・・
ツイーターの音域が広いZTWーLTD35を取り付けたら、これまでミッドスピーカーの一番上の方の周波数帯をツイーターで再生出来る様になると、インナー取付でもアウターの様な音の表現が可能になりました。
しかもツイーターは貼り付けのために、残価設定ローンで数年後に車を返却する場合でも簡単に元の状態に戻せながらも極めた音を聴きながらドライブが出来るという事が可能になりました。
それだけでなく、アウターバッフルを製作されているお客様でも、ドアスピーカーの一がかなり下の方にあって、なかなか中音域の上の方が上に上がってこないと思われているお客様にも好評を頂いています。
現在ZTWを取り付けて頂いているお客様はユーザー歴が20年から30年という方が多く、長年同じユニットを車の買い替えごとに移設されておられますが、ツイーターがいくら長持ちするといってもそろそろ買い替え時期の方が多く、今がちょうど24年半前にドアスピーカーZSPーMIDへの買い替えのピークがあった時のお客様が、ツイーターの買い替え時期になっているという風に考えていています。
ピュアディオの考え方は目先の流行ではなく、20年・30年と長くお付き合い頂ける飽きの来ない音造りと、丁寧に鳴らせば長年使い続けられる耐久性の2つが魅力です。
最初に戻って「何故ZSPとZTWを同時に発売しなかったのですか?」というご質問に関しては、ツイーターは健常に使える物が沢山有ったので、それに合うミッドスピーカーを作るという事が緊急の需要としてあったからというのがお答えです。
追伸
自分のフォレスターのZTW用のツイータースタンドは、試聴出来る事を急いで簡易型で作っていますが、お客様用のワイドスタンドは底面をパテ形成した後に、表面を植毛塗装しているので、かなり綺麗に仕上がっています。
Posted at 2026/01/26 10:55:29 |
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