昨日は火曜日で定休日だったため、みんカラブログはお休みしておりました。
また今日から6日間よろしくお願いいたします。
さて、今日ご紹介するのは福岡店のピットからレンジローバースポーツにベーシックパッケージの取付です。
最近のランドローバー社の車は2DINサイズで簡単にナビが交換出来る・・ という作りではなくて、CD挿入口やダイヤルがディスプレイと完全に分離した特殊なサイズです。
しかも四駆の車独特の左フェンダーのミラーが無くて、その分をナビの画面に死角を映す事で日本での認証を取っているため、ここの部分を勝手に外せば車検に通らなくなります。
スピーカーはフロントスピーカーがドアのグリップの前に下がミッドと上がスコカーになって、更にミラーの後ろにツイーターが付いているフロント3WAYです。
お客様はスピーカー交換で音を良くしたいというご希望でしたが、この3WAYのスピーカーが3つの音域に独立したマルチチャンネルの車両アンプになっているのと、サイズが特殊なために交換するスピーカーがありませんでした。
そこで純正スピーカーにピュアコンプラスのベーシックパッケージを取り付ける事になったのですが、レンジローバースポーツが初めての入庫だったために時間をかけて調査する事になりました。
車両のマルチアンプは右後ろのラゲッジ横に組まれているのですが、全てのスピーカーにマルチ伝送してあるのでどの配線がどのスピーカーに付いているのかを調べるのに一苦労です。

しかも全てのチャンネルにフィルターがかかっていて、フルレンジで出ている所はありません。
フィルターがかかっているとはいえ、純正のフィルタ-は浅くて曖昧なので、もう一段ピュアコンでフィルターをかけてきっちりと音域分けを行います。
複数のチャンネルにフィルターをかけるので、いつものベーシックパッケージよりは
ユニットの数が増えています。
そしてユニットの組み合わせとナビの音調整機能で音を追い込むのですが・・
トーンがバスとトレブル、そしてリアのサブウーハーのレベル調整の3ヶ所しか動かせないので、調整のほとんどはピュアコンのユニットの組み合わせに頼るしかありません。
いつものこの棚からコイルを持って来てとっかえひっかえ交換するのですが、レンジローバースポーツは今までに無かったパターンのため途中で宇部店から普段使わない値を送ってもらう事になって一度作業を中断しました。

それでも合わなくて材料から作り込む事になりました。
以前にランドローバー・ディスカバリーが入庫した事があって、その時のパターンと似てはいるのですが、レンジローバースポーツは微妙に違うので、結局レンジスポーツの専用の値を加工して作りました。
ベーシックパッケージは完成がダッシュにツイーターが載っている様にしか見えませんが、出て来る音楽は全く違う表現になっていて・・
いえ、純正からは違う表現ですが本来の音楽に近くなります。
それほど見えない所で手間がかかっているんです。
ブログ一覧 |
カーオーディオについて | イベント・キャンペーン
Posted at
2013/04/10 13:25:58